年末年始のごあいさつ
早いもので2016年も本日で御用納めです。今年も大変素晴らしい年でした。今年は私が思いもかけず病院長に就任したため、皆さんには大変なご苦労をおかけしました。特に医局長の多胡くんには本当に助けてもらいました。今年もみなさんに心より感謝申し上げます。
今年は昨年以上に臨床に活気があり、たくさんの興味深い症例を経験できました。年の初めの内科学会地方会で専門医部会を主催し、我々の診た患者さんを数多く提示したところ、大成功であったことは幸先の良い出来事でした。大串君がよくみんなをまとめてくれました。学会発表は今年も順調でした。病院総合診療医学会で中山君が会長賞をいただいたことは、びっくりすると同時に嬉しい出来事でした。SGIMや内科学会総会、プライマリ・ケア連合学会にも多数発表できました。今後もこの努力をぜひ継続していただきたいと思います。富士大和温泉病院内の地域総合診療センターに加え、嬉野医療センターにも急性期を主とした地域総合診療センターを設置しましたが、朝長君を中心に順調な滑り出しを見せてくれました。アジア家庭医療学会での地域医療に関する発表も素晴らしい成果でした。百武君が国際学会で発表する姿を想像したOBは絶対にいなかったと確信しています。大変面白かったようですが、私が出席できなかったのが残念です。
研究面では、藤原君、多胡君、内藤君が見事に学位を取得しました。それぞれに苦労はしましたが、嬉しい出来事でした。後は古川尚子君が現在学位申請中です。今年度中には確実に取れると思います。頑張ってください。
開講30周年の同門会も盛り上がりました。小泉名誉教授、松井聖路加クリニック院長に加え、私も簡単な話をしました。たくさんのOBに参加していただき、本当に素晴らしい会となりました。
医局員のみなさんは今年もよく頑張ってくれたと思います。皆さんのおかげで、来年の入局は4名です。3名の新人と1名のベテランですが、きっと素晴らしい仲間になってくれるでしょう。毎年書きますが、忙しさにかまけて教室を振り返らない教授で本当に申し訳ありません。皆さんのおかげで良い年を締めくくることができました。来年もきっと病院長を続けていることと思います。教室のみなさんにはご迷惑をおかけしますが、来年もよろしくお願いします。
総合診療部 山下 秀一