医局が寒い(笑)
…そんなことが言いたいわけではないのですが、あまりに寒かったので…
ついさっき、あかつき先生の外来診療のレクチャーを受けてきました。
「テーマ:腹痛〜まだ苦手ですか?」
…まだ苦手ですが(汗)?
大事が隠れてるので胸痛は苦手です。診断わかりにくくて腹痛は苦手です。
解剖が難しくて脳神経は苦手です。…日々勉強です。
3年目になって半年。長い医者人生、研修医のころから、2,3本くらいは毛が生えたでしょうか。
今日のレクチャーを受けて、研修医ってすごいなぁと思ってしまいました。
レクチャーの内容じゃなくてすみません。
内容はもちろん面白かったです。
腹痛を見たときどう考えるか。(何となくそのときの患者さんの容態と発症様式で考えている気がします)
突発性のときの「詰まる、ねじれる、破れる、裂ける」♪
ちょっと目から鱗。確かに、胸でも頭でも使えそう…。ゴロもいい感じ^^;
なんて思いながら聴いていたのですが、そのときの研修医の先生たちが素直にすごいと思ってしまいました。
突発性の腹痛といわれ、SMA症候群とAMIがさらりと出てきたのが渋いなぁと。
言われりゃすぐわかるのですが、とっさに出てこなかった3年目・・・。
ちょっと悔しい…(笑)
確かに研修医のころはピットフォールを見逃さないというか、意表をつく(裏をかく?)のを欠かさないようにこだわっていた気もするが…。
疾患頻度ももちろん大事。でも大穴を見逃さないというのもやっぱり大事ですね。
ということを研修医の先生に思い出させられました。
実はまだ自分で虫垂炎と診断したことがない私。今日のレクチャーはためになりました。
これから初めての虫垂炎に出会うまで、「若い女性の右下腹部痛」に振り回されながらがんばります。
(投稿 学会間近の3年目)