今年,最初の投稿とは気が引けますが,1月14日に参加した病院総合医セミナーの報告をさせていただきます.
第1部はアメリアで実際にホスピタリストとして働いている石山先生のお話.
(1997年卒で,最初は外科医として研修された異色の経歴の持ち主でした)
アメリカでは今まで家庭医が入院診療も行っていましたが,さすがに時代の流れなのか分業になったようです(家庭医はオフィス診療に専念し,入院はホスピタリストが担当する).
実際のホスピタリストの仕事内容を聞いたのですが,その内容は私たち総合医がやっている診療内容とほとんど変わりませんでした(クリニックから紹介された患者さんの入院加療・退院計画などをマメジメントする).
アメリカの病院でもコメディカルやSWの協力が大事で,それらをコンダクトするのがホスピタリストの役割とのこと.他にも研修医に対する教育の役割が大きいようです.
アメリカでホスピタリストは急速に増えており,現在では循環器内科医と同等の数になっているそうです.
ホスピタリストの位置づけとして,次のように紹介していました.
(汚いメモの,移りの悪い写真ですみません)
超高齢化社会が迫っている日本でも,総合医の役割が大きくなることは間違いないでしょう!
総 合 : 吉 岡
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