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2011年12月28日水曜日

総合診療部仕事納め

今日は、仕事納めでした。

今年も1年があっという間でした。

研修医の先生方も3か月お疲れ様でした。

ゆっくり休んで、来年もがんばりましょう。

hirotaki

2011年12月17日土曜日

学生さんの感想を また一部 紹介させていただきます.


Aさん

外来診療のポイント(レクチャー)では、入院患者さんの診療と外来診療を比較することで、わかりやすかったです。外来では、診断がついていない点・患者さんが帰ってしまう(時間が限られている)点・ニーズを知るという点がとても大きいということを再確認しました。

他の科の外来と比較して、いろいろな社会的背景を持った患者さんがいらっしゃっていて医師としてだけでなく、一般の大人としての対応の難しさを感じました。仕事が症状の改善を妨げたり、来院出来なくしたりするので、そのような話も聞いていかなければならないと思いました。


Bさん

患者さんの住所をチェックされていることに驚きました。ほかの科でもされることかもしれませんが、プライマリケア医は、通院しやすいかどうかなどを考慮して、より患者さんの生活によりそって医療を行うのだという印象を受けました。

患者さん全員に対して先生方がしっかり把握しようという意識が感じられました。そして、自分が診察していない患者さんでも、実際に診察した先生と同じ印象を持っていることに感心しました。自分もカルテを書く際やプレゼンを行う際は、自分が持った印象がきちんと伝わるように意識しようと思います。
 
 
Cさん
 
バイタルサインはルーチン的で今まではつい流しがちだったのですが、総合診療部での外来実習で、問診よりも先に手に入る情報なので、自然と気を配るようになり、その数値から患者さんがどの様な状態なのか「想像する」きっかけとなりました。
 
先生方も全員優しく、本当に楽しい実習でした。3カ月総合診療部で実習すれば問診やプレゼンの勉強だけでなく、国試に必要な知識もかなりつくのではないかと思えるぐらい勉強になりました。1日祝日を挟んだのがもったいなく感じるほどでした。
 
(※ 総合診療部の学生実習は残念ながら2週間です)

                                        担当:吉岡
 

2011年12月12日月曜日

総合診療・ウェブ・カンファレンスのご案内

日 時:平成23年12月16日(金18:00-19:00

場 所:総合診療部 医師室(病院2階)


テレビ会議システムを用いた,症例検討会です.
臨床推論(診断学)を学ぶのに,有用なカンファレンスです.
研修医の皆さんの,多数のご参加をお待ちしております.


参加施設:佐賀大学 総合診療部
富山大学 総合診療部

2011年11月20日日曜日

日本内科学会 九州地方会(佐賀)

今日は日本内科学会の九州地方会(佐賀開催)です。
私も発表させていただきます。演題は

「B群溶連菌による感染で,全身諸臓器に膿瘍などを生じた1例」 です。

感染性眼内炎、化膿性膝関節症、腸腰筋膿瘍、椎体炎・椎間板炎、
(感染性)腹部動脈瘤を合併し、治療に難渋した症例です。


プログラムを見ると、現在当科でも診断に難渋している「IgG4関連疾患」に
関する演題が3題出されています。

また、先週外勤で遭遇した「たこつぼ型心筋症」に関する演題も3題あります。

他にも、昨年当科で経験した「メソトレキセート関連リンパ増殖性疾患」の
報告が1題あります。


出来るだけ、たくさん勉強してきたいと思います。

                                   総合:吉岡

2011年11月16日水曜日


総合診療・ウェブ・カンファレンスのご案内

日 時:平成231117日(18:00-19:00

場 所:総合診療部 医師室(病院2階)


テレビ会議システムを用いた,症例検討会です.
臨床推論(診断学)を学ぶのに,有用なカンファレンスです.
研修医の皆さんの,多数のご参加をお待ちしております.


参加施設:佐賀大学 総合診療部
富山大学 総合診療部



2011年11月6日日曜日

ティアニー先生

先週,ティアニー先生の講演を聞きにいったので,簡単に報告します.
(提示された症例を,ティアニー先生が解決していくというものです)

症例は30代,男性
20年来のScがあり,プロブレムは1週間持続する発熱です.

まず先に,Scのため病歴が十分に取れていないかもしれないことを
ティアニー先生は強調されました.

次にサルコイドーシスと診断された既往があるという情報から,
「サルコイドーシスと診断されて,実は結核だったという症例を
 2例見たことがあるけど,そんなことはないよね?」
と,早くも核心をつく発言あり.経験豊富であることが分かります.
また,「前医の診断を鵜呑みにしてはいけない」 ことに気付かされます.

さらに「肉芽腫性疾患には100種類以上ある」とのこと.
病理にも詳しいティアニー先生,おそるべしです.

身体所見ではリンパ節腫脹を認めるのみでしたが,5年前の生検結果を
取り寄せると,結核も完全には否定はできないとのコメントが・・・

クオンティフェロンは弱陽性でしたが,「診断的治療始めた方がよいで
しょう」とティアニー先生.

実際に治療を始めたところ,翌日には解熱!
見事な問題解決でした.

他にも,
「本当にScなのか?,Willson病が隠れていてSc様に見えることがある」
「精神疾患の患者は他の病気を合併していることが多い.まっさらな目で
 見ることが大事」
など,いくつかのパールを披露してくれました.

ティアニー先生は世界でも著名な先生で「診断の神様」と呼ばれています.

英語が苦手なので,通訳なしではわかりませんが,「世界の一流」に触れる
機会はそうないので,みなさんも一度「世界の一流」に触れてみることを
お勧めします.


                                                                      総 合 : 吉 岡

2011年10月23日日曜日

総合を実習した学生さんの感想を紹介させていただきます.


<外来カンファに対して>

先生方の前で毎日プレゼンをするという経験は今までの科ではなかったので、最初はプレゼンの内容や言う順序を考えるのにとても時間がかかり、昼休みを費やしていました。しかし、毎日繰り返すうちに話す手順はもちろん、強調すべきところと省略すべきところの違いが少しずつわかるようになり、さらに、自分なりにアセスメントしたり、プランを考えたりできるようになりました。

先生方が温かく聞いてくださり、プレゼンに足りない点を指摘してくださるので、次の日にすぐまた生かすことができて毎日自分の成長を実感することができました。研修医になってからもですが、これからの医師としての人生でプレゼンテーションは絶対に不可欠な技術だと思うので、本当に感謝しています。

<学生カンファ(PBL方式)に対して>

実際その日に総合外来に来られた患者さんの症例に対してPBLを行うことで,みんなで症例を共有できたと思う。自分が患者役になってほかの学生に質問されるときに、このことを聞いてほしいのになぁということがいくつかあり、実際に自分が問診をするときのヒントになったと思う。

<病棟実習(身体診察)に対して>

聴診するとき、はじめは何も考えずにするとあまり異常が感じられなかったけれど、先生から心雑音が聞こえると教えてもらって聞くと確認することができたので、異常がないか疑いながら注意して聴診することが大切だと思いました。

<バイタルサインのレクチャーに対して>

実習が始まったばかりの時は問診をとるだけで精一杯でした。しかし、この講義でバイタルサインの重要性がわかり、自分で患者さんの脈をとったり呼吸数を数えてみようとするようになりました。そうすると、それまでは気づかなかった呼吸の浅い深い、脈の強さ、四肢の観察まで気になりだして身体所見がより充実するようになりました。

講義の中で特に印象的だったのは体温と心拍数の関係のところです。この講義があった日にたまたまwebカンファレンスでレジオネラ肺炎の症例を習っており、その症例も比較的除脈だったので実際の症例とセットで覚えれて二度と忘れないなと思いました。また、その日熱がでていた友達の脈を数えて、「今の体温はだいたい何℃くらいだ」などと推測したりして講義内容がすぐに役に立ったのでとてもうれしかったです。

今まで、発熱と聞いたら、安易に感染と考えていましたが、そうではなく、その他の疾患を忘れないようにしなければならないと思いました。特に薬剤は忘れやすいので気をつけようと思いました。また、発熱も単に発熱と片付けるのではなく、寒気の有無や熱型なども聴くことに気をつけようと思いました。今まで呼吸数ついてあまり気にしていませんでしたが、バイタルから得られる情報は多いとしり、これからは忘れないように気をつけます。

<身体診察のレクチャーに対して>

患者さんの様子や顔や手をみただけで多くの病気を診断できることを学び、自分が普段患者さんの話を聞くことで手一杯で、患者さん様子をよく見ていなかったことに気付くことができ、これからは話を聞くだけでなく、しっかり患者さんの様子を見て、また診察で見逃しやすい診察を忘れないように心がけていこうと思いました。

これまでの実習ではいつも、診断がすでについていて、その疾患名からでてくる症状を確認する作業しかできなかったので、あと1週間の総合診療部での実習で少しでも多くの身体所見を自分で発見して、そこから疾患を想起できる練習ができたらなと思います。

<地域医療にレクチャーに対して>

主に坂西先生が北海道幌加内町で体験した地域医療を例に、プライマリ・ケアや地域医療についての講義をうけました。現在自分たちが実習をしているような大学病院を受診する患者は、病院に行く患者の約1/250で、一般的な患者(疾患)ではないということ、一般的な疾患が幅広く診れるような医師が不足しているいうことを学びました。

私の地元は○○県の田舎で、幌加内町ほどではありませんが、同じく地域医療を必要としています。今回の東日本大震災などの災害の場でも、即戦力として必要とされるのは、幅広く患者を診れる医師だと感じました。自分が将来どのような医師を目指して、そのためにはどのような知識や技術が必要とされるのか、改めて考える機会になりました。

<その他,実習全体を通しての感想>

問診やショートプレゼン、学生カンファなど、実際に自分たちが参加できることがとても楽しかったです。

これまで実習で回ってきた科との大きな違いは、診断に至るまでの過程を学んだことでした。今まではほとんどが治療の勉強だったので、より実践的で興味深く感じました。

「患者さんからお話しを聴く」「鑑別診断を考えて治療を考える」「プレゼンする」
これらは医師として絶対に必要な技術ですが、これまでは1科で1~2回しかできなかったために向上している実感があまりありませんでした。ひたすらこれらを毎日繰り返した総合診療部での実習は自分の成長を感じられてとても毎日が充実していました。身体所見のとりかたも今まで知らなかったことをたくさん教えていただき、視野が前より広がった気がします。


※ 感想の一部を抜粋しました.

                      総合 : 吉 岡