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2012年2月18日土曜日


総合診療・ウェブ・カンファレンスのご案内

日 時:平成24年2月23日(木)18:00-19:00

場 所:総合診療部 医師室(病院2階)


テレビ会議システムを用いた,症例検討会です.
臨床推論(診断学)を学ぶのに,有用なカンファレンスです.
研修医の皆さんの,多数のご参加をお待ちしております.


参加施設:佐賀大学 総合診療部
富山大学 総合診療部
他

2012年2月13日月曜日

2/13 抄読会


今日の抄読会は、"COPDに対するAZMの治療介入 by NEJM"について報告しました。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1104623
(院内じゃないと見れないかも)
COPD自体は良くならないけど、急性増悪を減らせるとのこと。
しかし、難聴や薬剤耐性菌が問題点としてあがる。
(でも、プラセボでも20%に難聴って(笑))

個人の見解としては、急性増悪を繰り返す人には使用しても良いかな?
と、思う反面、高価なAZMでなくても、CAMで良いんじゃない?
そして、もっと効果がある人が特定できればいいなぁ〜と思うのでした。

Hitoshi Eguchi

2012年1月29日日曜日

年末年始に実習に来た学生さんの感想を少しばかり.


本当に医者の少ない地域では、総合医が絶対必要だということがよくわかりました.

私が入学時に目指していたのは、「患者さんと良い関係が築ける地域医療」だったことを思い出しました。大学病院は患者さんの数%しか来ないということを聞き、専門に詳しいのももちろん大切で必要なことだとは思いますが、専門外のことでも自分で診ることのできる医師になりたいと思いました。

一番感じたこととしては、患者さんには様々な人がいることを経験できた。医療に対する考え方や求めているものを始めとして、症状や疾患に対しての向き合い方、治療に関しての協力する姿勢など、一人ひとりが全く異なることを、直接に経験できた。

実習前は総合診療部についてあまりイメージがわきませんでしたが、2週間の実習を通してとても魅力的な診療科だと思いました。


実習を通して,総合診療部を理解してくれるのは嬉しいです.
                                        総 合 : 吉 岡

2012年1月19日木曜日

教授着任のご挨拶

 平成24年1月1日付けで佐賀大学附属病院総合診療部の教授に着任いたしました、山下秀一です。
国立大学で最初に総合診療部が設置された、歴史のある教室の責任者としての責任を、今ひしひしと感じています。私は宮崎医科大学を卒業した当初より、救急もこなせる総合内科医を目指してトレーニングしてきました。神経内科や呼吸器科も得意分野です。

 今、地域医療は危機に瀕しています。入院患者や救急患者を管理できる内科の医師が不足していますが、私には問題はさらに深刻に思えます。というのは、一般内科という概念自体があやしくなってしまっている様に見えるからです。
たとえば、肺炎の患者さんの入院を依頼すると、呼吸器科の医師がいないという理由で断られたりすることがあります。肺炎は一般内科の疾患であるという常識が通用しなくなってしまった様です。このような事態が各所で見られます。

 地域医療を立て直す切り札のひとつが総合診療部の充実です。それぞれの医師が得意分野を持ちつつも、専門に偏りすぎず、内科一般を広くカバーできるようにトレーニングし、ある程度の重症度の入院患者まで、腰を強く診断し治療できる能力を獲得できるシステムが理想的です。このような医師をたくさん育てたいと強く願っています。

 総合内科と言えば、問診だけで診断する能力、内頸静脈の拍動の視診といった理学所見をとる能力、さらにはグラム染色などの細菌学的な検査がすぐに思い浮かぶと思います。いずれもとても重要なことだと思います。しかし、感度や特異度が今一つである問診や診察のみに頼ったり、患者から離れた場所で行うことになり、技師でもできる検査にあまりにも大きな重点を置くよりは、救命救急の手技や心臓や腹部の超音波や消化管内視鏡、気管支鏡といった、患者に直接施行する検査に一定以上の時間を割いてトレーニングすることが、しっかりした総合内科医になるためにはとても大切です。将来的にその手技を行わなくなり、他の医師に依頼するようになっても、ある程度しっかりとトレーニングしていれば、人の技術の良し悪しの判断も的確になります。

佐賀大学の地域医療支援学講座では、すでに循環器や消化器などのいろいろな内科の分野を1年程度ずつかけて、完成する総合内科のコースを実施しています。この素晴らしいシステムを継続し、内科全般に関して広く経験を積み、主要な検査や治療手技も一通りこなせる、レベルの高い総合内科医を育成することが目標です。

ぜひ多くの若い人に我々のプログラムに参加していただきたいと思っています。
地域医療をさらに発展させ、住民が安心して暮らせるようにするために、やる気のある若いエネルギーを求めています。
(山下秀一)

2012年1月18日水曜日

病院総合医セミナーの報告

明けましておめでとうございます.

今年,最初の投稿とは気が引けますが,1月14日に参加した病院総合医セミナーの報告をさせていただきます.

第1部はアメリアで実際にホスピタリストとして働いている石山先生のお話.
(1997年卒で,最初は外科医として研修された異色の経歴の持ち主でした)

アメリカでは今まで家庭医が入院診療も行っていましたが,さすがに時代の流れなのか分業になったようです(家庭医はオフィス診療に専念し,入院はホスピタリストが担当する).
実際のホスピタリストの仕事内容を聞いたのですが,その内容は私たち総合医がやっている診療内容とほとんど変わりませんでした(クリニックから紹介された患者さんの入院加療・退院計画などをマメジメントする).

アメリカの病院でもコメディカルやSWの協力が大事で,それらをコンダクトするのがホスピタリストの役割とのこと.他にも研修医に対する教育の役割が大きいようです.
アメリカでホスピタリストは急速に増えており,現在では循環器内科医と同等の数になっているそうです.

ホスピタリストの位置づけとして,次のように紹介していました.
(汚いメモの,移りの悪い写真ですみません)


超高齢化社会が迫っている日本でも,総合医の役割が大きくなることは間違いないでしょう!
                                                                                                 総 合 : 吉   岡

2011年12月28日水曜日

総合診療部仕事納め

今日は、仕事納めでした。

今年も1年があっという間でした。

研修医の先生方も3か月お疲れ様でした。

ゆっくり休んで、来年もがんばりましょう。

hirotaki

2011年12月17日土曜日

学生さんの感想を また一部 紹介させていただきます.


Aさん

外来診療のポイント(レクチャー)では、入院患者さんの診療と外来診療を比較することで、わかりやすかったです。外来では、診断がついていない点・患者さんが帰ってしまう(時間が限られている)点・ニーズを知るという点がとても大きいということを再確認しました。

他の科の外来と比較して、いろいろな社会的背景を持った患者さんがいらっしゃっていて医師としてだけでなく、一般の大人としての対応の難しさを感じました。仕事が症状の改善を妨げたり、来院出来なくしたりするので、そのような話も聞いていかなければならないと思いました。


Bさん

患者さんの住所をチェックされていることに驚きました。ほかの科でもされることかもしれませんが、プライマリケア医は、通院しやすいかどうかなどを考慮して、より患者さんの生活によりそって医療を行うのだという印象を受けました。

患者さん全員に対して先生方がしっかり把握しようという意識が感じられました。そして、自分が診察していない患者さんでも、実際に診察した先生と同じ印象を持っていることに感心しました。自分もカルテを書く際やプレゼンを行う際は、自分が持った印象がきちんと伝わるように意識しようと思います。
 
 
Cさん
 
バイタルサインはルーチン的で今まではつい流しがちだったのですが、総合診療部での外来実習で、問診よりも先に手に入る情報なので、自然と気を配るようになり、その数値から患者さんがどの様な状態なのか「想像する」きっかけとなりました。
 
先生方も全員優しく、本当に楽しい実習でした。3カ月総合診療部で実習すれば問診やプレゼンの勉強だけでなく、国試に必要な知識もかなりつくのではないかと思えるぐらい勉強になりました。1日祝日を挟んだのがもったいなく感じるほどでした。
 
(※ 総合診療部の学生実習は残念ながら2週間です)

                                        担当:吉岡