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2011年6月17日金曜日

★総合診療医局説明会のご案内★

総合診療部医局説明会のご案内

 

新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、下記の日程で総合診療部の医局説明会を開催します。

専門診療が発展した現代ほど、地域から実力のあるプライマリ・ケア医(良医)を要望する声が多くなっています。佐賀大学総合診療部は、将来プライマリ・ケアに関わる家庭医療、地域医療、総合診療に進みたいと考えている医師を大事に育成してきました。日本ではまだまだ現場の医師は不足しています。私達は多くの若い皆さんがプライマリ・ケアの領域に進むことを希望しています。総合診療部はそのような熱意ある医師を育て、応援するための教育、研究をする部門です。

興味のある方は、是非ご参加下さい!

                    記

日時:2011年6月24日(金) 18時30分より

場所:総合診療部医師室(病院2階)

 

当日説明会の後に、食事会を予定しています。(20時頃より)

関連病院で勤務中の先生方にも参加していただく予定ですので、大学病院以外のお話などもできるかと思います。是非、気軽に遊びに来てください。

ご参加のご連絡、不明な点などがありましたら以下の連絡先まで。

 

連絡先 総合診療部医局 0952-34-3238

2011年6月8日水曜日

PCAT(日本プライマリ・ケア連合学会 東日本大震災支援プロジェクト)に参加しました

地域医療支援学講座ブログに掲載したものと同文ですが、こちらにも転載させていただきます。


また、災害医療的には慢性期に入っている石巻圏の現状、医療支援の活動内容を皆さまに知っていただきたく、その活動報告会を企画いたしました。

対象は主に医学生(医学科、看護科)と研修医としていますが、一般職員の方にも是非お聞きいただければと思います。

『東日本大震災医療支援ボランティア活動報告会』

日時  2011年6月15日(水)18:30〜19:00
場所  佐賀大学医学部 臨床大講堂(医療安全講習会終了後、自由参加です) 
報告者 地域医療支援学講座 総合内科部門   坂西雄太

以下、転載です。
5月23日より5月29日まで日本プライマリ・ケア連合学会の東日本大震災支援プロジェクト(PCAT : Primary Care for All Team、ピーキャット)に参加しました。

僕らが所属している、日本プライマリ・ケア連合学会は

『プライマリ・ケア(家庭医療・総合診療)の学術団体として特色ある災害支援を行うべく,医師をはじめとする多職種の医療専門職で構成された災害医療支援チームを被災地に派遣することを決定し(中略)プライマリ・ケアの能力を最大限に発揮し,被災者の避難生活を医療の面から包括的に支援する活動を続けています。私たちの最終目標は,地域の保健・医療・介護職の皆さまが元通りの力を取り戻されるまでのご支援です.それぞれの地域の特性や人脈を最大限尊重し,支援者目線の支援に陥らないよう,被災地の方々が真に必要とするニーズを探り出し,柔軟に対応し,支援と協働を提供しています』(学会HPより抜粋、引用)

PCATは①現地の医師(在宅診療含む)の代診②避難所の医療支援の2つを柱に活動を行なっています。

現在、主に岩手県藤沢町ハブ(宮城県気仙沼市で活動)、宮城県涌谷町(わくや)ハブ(宮城県石巻市で活動)、福島県天栄村ハブ(同村国保湯本診療所医師が活動)で活動を行い、現在までにのべ200人強のスタッフを派遣しています。
また在米医療者による災害地支援NPOであるProject HOPEの活動に対して、今回PCATが受け皿となり、Project HOPEからの在米日本人医師・看護師の皆さんとも一緒に活動しています。

僕は前日の5月22日にPCAT派遣前研修を東京で受け、被災地における様々なケア、そして支援者自身のメンタルケアなどについてレクチャーを受け、グループ学習をしました。また今は災害サイクルが亜急性期から慢性期に移行し、外部からの医療支援が徐々に撤退している中での医療ニーズについてもレクチャーを受けました。そのなかで、前述のようにあくまで現地のニーズ、継続性を常に考え、支援者のエゴを押し付けないようという意味での『最高ではなく、最適を』という言葉が印象的でした。

涌谷ハブでは現在、以下のプロジェクトが行なわれています。
①遊楽館の医学的管理と運営
 介護を要する方(介護保険の要介護者)の『福祉的避難所』である「遊楽館」における医師、薬剤師、コメディカルスタッフの派遣と各部署におけるシステム構築、他職種チーム医療の実践。遊楽館内における医療管理面、また石巻市役所、石巻市立病院と他団体との調整役として大きな役割を担っている。
②石巻/河北地区における在宅診療
 JIM−Netの在宅看護ネットワークと協力体制を組み、石巻河北支所からのニーズに沿った在宅医療への介入。また地域開業医の在宅診療代診の実施。
③石巻圏における検視と死体検案業務
 石巻警察と石巻医師会への協力業務。事件性の薄い案件に限り、可能な範囲において協力体制を継続していく。
④医療避難所「ショートステイベース(SSB)」における地域連携型医療活動及びその医学的管理と運営 
 民間病院内にある一時的避難所「ショートステイベース」への介入。災害本部より医学的管理を要する避難所の定点活動要請を申し受けた。災害本部、施設提供先、また行政機関との相互協力体制を維持しながら、地域特性と都度、災害復興ニーズ変化に柔軟に沿うことのできる避難所施設の運営を目指す。関係機関などを含め地域連携機能を高める事で、より多くの医療を必要とする被災者の方のクッション機関となれるよう現在プロジェクトを計画進行中。日中PCAT医師駐在夜間オンコール体制、看護師2交代制勤務実施中。
⑤石巻圏のリハビリ在宅診療
 宮城県保健所からの要請に沿い理学療法士のサポート業務、また河北エリア等の石巻圏内における在宅リハビリ診療と住環境アセスメントを実施。
⑥健康調査RHITEプロジェクト
 当学会指定避難所2か所における健康調査、その結果返しを実施。
⑦PCOT及び日本助産師会の母子健康保健活動
 PCOT医師と助産師による石巻圏内における母子健康のニーズ調査と介入日本助産師会より派遣された助産師による東松島市圏内における新生児自宅訪問

石巻圏では、いまでも160ヶ所以上の避難所に5000〜6000人近くの方が、公的な避難所以外で生活をされている方を含めると1万人ほどの方が自宅以外での生活を余議なくされています。
(※6/8追記:6/7現在の石巻圏の避難所数115か所、避難者数:5926人)
石巻のエリアを1-14ケに分け、各救護班(各地の日赤や公的および民間の医療施設・団体による医療チーム)エリア内の避難所を担当します。毎日18時から石巻日赤病院で救護班合同ミーティングが行なわれ、災害本部からの通達や情報共有がなされています。

僕はProject HOPEからの医師・看護師の皆さんとともに上記④の医療的避難所「ショートステイベース(SSB)」での業務を1週間させていただきました。このSSBは4月上旬から設置されおり、高度の医療が必要ではないが、医療・社会的理由から避難所での生活が困難な方が一時的に入所する医療的避難所で、いままでの日本の災害地にはなかったコンセプトの避難所だと聞きました。とくに初期は地域の医療機関が再開されておらず、各避難所から直接、石巻日赤病院に患者が集中し、日赤の機能を上回ってしまったため、避難所と石巻日赤との中間(クッション)施設としてSSBが開所されたそうです。
で、最近まで様々な医療救護班が午前・午後と入れ替わり立ち替わり、SSBを担当していたのですが、今回5月25日よりPCATが全面的にSSB業務を担うことになりました(5月31日まではジャパンハートからの看護師と協働)。
施設はそれまで利用が休止されていた民間病院の病棟を借用しています。
PCATがSSB業務を引き継ぐに当たり、再度、その統括機関である石巻日赤病院はじめ関係各者と協議し、現地の医療・福祉的ニーズと現在のSSBの施設的な問題点などを確認し、今後のSSBの方向性を決定しました。
またSSBはあくまで「避難所」であり、入所者の食事は石巻市から配給になるため、PCATが連携している日本栄養士学会のボランティアに依頼し、食事内容について介入していただくことになりました。

現時点でのSSB入所対象者は主に以下のとおりです。
①数日〜数週間の点滴・内服・安静や簡単な処置が必要な入所者
(入院患者が直接、避難所などに戻れない場合の一時的待機も含む)
②原則として10歳以上(付き添いがあれば、10歳未満児も検討)
③隔離が必要な感染症、感染症が疑われる入所者

また、将来的には地域の医療・介護・福祉関係者だけで、この地域を担われることになるため、PCATの活動がtoo muchになることなく、かつ継続的な地域のネットワークの構築・維持のお手伝いをさせていただけるといいでのはないかと考えました。

今後しばらくは、PCAT活動の原則どおり、あくまで現地のニーズに沿うかたちでSSBを活用することにより、PCATとして石巻圏の医療・福祉をサポートさせていただければと思いました。

1週間という本当にわずかな期間でしたが、現地での医療に関わらせていただき、僕自身はいろいろと学ばせていただきました。

そして、現地に入るまで頭では理解していましたが、現地を見て、被災された方々にお会いして、現地の甚大な被害状況やそこで暮らされている方々の心の痛みとその回復、復興までにはまだまだ時間がかかってしまうことも実感しました。

震災から2カ月以上が経ち、現地の方々の疲れ・ストレスは相当なものだと思います。
また、全ての方が仮設住宅に移れるのは9月になるとも言われ、これからの季節、梅雨や豪雨、夏の暑さの中、避難所での生活が続くことも心配です。

直接的にも、間接的にも、本当に長期のサポートが必要です。

PCATでは医師、看護師など医療者のみならず、医学生の参加も可能です。僕が参加したときも東京医科歯科大学の6年生が参加されていました。佐賀大学はじめ九州の医学生の皆さんも是非、参加してもらえればと思います。
(地域医療支援学講座 総合内科部門 坂西雄太)

2011年4月23日土曜日

カナダへ留学される先生の送別会をしました。

カナダへ留学されるM先生の送別会を引っ越し準備でお忙しい中、行いました。

 留学が決まり、手続きなど大変のようですが、夢がかなって、準備にも力がはいりますね!

M先生は、バイキングが好きという事で、「なお巣」でした。

久しぶり(何年・・・まえ)に行きましたが、歓迎会シーズンでもあり、お店は大盛況でした。 お料理もおいしかった。


留学経験・人生の先輩E先生よりいろいろアドバイスをいただいて、準備万端!!

身体に気を付けて、カナダでの新しい生活、勉強に遊びにエンジョイしてください。



2次会は、カラオケで、皆様の美声を楽しく聴きました。





ひろたき

2011年4月19日火曜日

『第1回 九州家庭医療学春期セミナー』のご報告

ども!
遅くなってしまいましたが、3月末に佐賀大学医学部の学生さんの企画で行われた
『第1回 九州家庭医療学春期セミナー』のご報告を、地域医療支援学講座のブログに載せています。
 
 
セミナーには、本州からも医学生や、講師の医師の方々が参加してくださいました。
 
1日目には、佐賀大学病院・総合診療部から医師が派遣されている
佐賀市国保三瀬診療所と神埼市立国保脊振診療所の見学にも行きました!
 
三瀬診療所では、西先生にいろいろとお話をしていただいて、学生さんたちの食いつきもよかったです(笑)
 
もっともっと、佐賀の学生さんたちにも三瀬、脊振を紹介せんといかんなーと思いました。
 
(さかにし)

2011年4月4日月曜日

「新老人の会」佐賀支部設立総会のご案内

「新老人の会」佐賀支部設立総会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
たくさんの方々のご参加をお願いいたします。

記
日 時:平成23年4月9日(土)15:00~

場 所:エスプラッツホール 佐賀市白山2丁目7-1

参加費:1500円(お茶付き)

当日の予定

○ 佐賀支部世話人代表挨拶

○ 本部事務局より

○ 講演 松本育夫氏(前サガン鳥栖監督)

○ ご歓談 (佐賀にわか公演:春久一座)

*去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により未曽有の津波被害がもたらされました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。この機会に東北地方の皆様への励ましとともに当支部において何ができるか会員の皆様とご一緒に考えていきたいと思っております。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

*是非、ご友人やお知り合いをお誘いのうえ、ご参加をお願いいたします。



【問い合わせ先】「新老人の会」佐賀支部事務局(株式会社ミズ内)

電話番号:0952-22-7974 担当:入部 江口


ヒロタキ

2011年3月25日金曜日

小泉教授退任記念講演会&祝賀会



3月19日に総合診療部小泉教授の退任記念講演がありました。

お忙しい中、たくさんの方にご出席いただきました。



福井次矢先生、伴信太郎先生に講演をしていただきました。




改めて、総合診療の意義と役割を確かめる機会となりました。

16年余りの単身赴任お疲れ様でした。
















ヒロタキ

2011年3月18日金曜日

大震災に際して3

九電体育館での実務の実際ですが、、、、
 
体育館内での仮設診療所で保険診療を開始することに対しては、市や県の担当者からのOKをいただき、3/22より実際の診療を開始しました。
玄界診療所の看護士さんや市の健康福祉課の職員さんにも、診療介助や受け付けなどのお手伝いをお願いしました。薬に関しては体育館の近くの薬局に処方を一元化し、薬局の方にバイク便で体育館に届けていただくようにお願いしました。薬が配達されたのちに、館内放送で患者に届いた旨をしらせ、受け取りにきていただくシステムを採用しました。
夜間の診療に関しては、福岡市民病院から日替わりで応援にきてくださいました。また医療費に関しては、最初は通常どうり徴収する方向で調整されていましたが、最終的には全額市が負担してくださることになり、後に返却されております。
途中、インフルエンザが体育館内で大流行してしまい、大変憂慮される事態となりました。密集した生活のため、患者が発生すると隔離が困難なのです。明らかに時季外れの流行でありましたが、集団生活を余儀なくされた状況では蔓延を食い止めるのが至難の業でした。またインフルエンザの患者は個室管理が必要となるため近隣の病院も入院の受け入れ体制も十分とは言えませんでした。なんとか近隣の病院のいくつかを入院受け入れ病院として、患者隔離をお願いし、島民にはタミフルの予防投与も同時並行で行うことで徐々にインフルエンザの発生件数は減少。事なきを得ました。
精神的な問題も悩みの種でした。皆自宅は半壊しており、一様に表情も冴えず中にはうつ状態やフラッシュバックに苦しむ島民もおられました。重症患者に関しては出来るだけ私のほうでピックアップし、九州大学の心療内科の先生に診察をお願いしました。
あと玄界島を離れる際に、全島民のカルテを九電体育館に持参したことはその後の診療に大きく貢献しました。
(副島)