昨日,Y先生と共に,緩和ケア研修会に参加してきました.「オピオイドを開始する時」,というセッションで,久しぶりにロールプレイをしました.3名で,医師役,患者役,観察者を交代でするのですが,参加者は医師だけではありません.「お医者さんが先に,医師役をやってはどうか」ということで,最初に医師役をしました.「通常通りやれば大丈夫だろう」と思っていたのですが,「先生,麻薬って何ですか?」という患者役の問いに,うまく答えられず困りました.観察者から,「後半,相槌をうったり,オウム返しをしたりということが少なかったです」と言われ,納得.返答に困ると,共感する余裕がなくなるということなのでしょうねえ.ところで,素人の人に,「麻薬」ってどう説明します?
ファシリテーターに質問したのですが,あまり明確な答えは返ってきませんでした.(暁の超特急)
2010年10月18日月曜日
2010年7月26日月曜日
総合診療について考える(4)
総合診療を行う上で,知っておいた方が良い疾患・知っておいたら得する疾患を,このブログで記載したいと思います.
今回は,「偽性褐色細胞腫」.
発作性に頭痛,めまい,動悸,発汗などを伴う高血圧の病歴があるが,検査をしても,軽度のカテコールアミン上昇のみで,画像診断上,褐色細胞腫を疑わせる所見はないことは,良くありますよね.我々は,褐色細胞腫を疑うことは多いですが,そのほとんどは「はずれ」で,何年かに一度しか遭遇しません.発作のない時の血圧は,正常か軽度高値のようです.β受容体の機能亢進との関連が示唆されています.β遮断薬またはαβ遮断薬の内服が有用で,ベンゾジアセピン等の併用もまた良いようです.(暁の超特急)
今回は,「偽性褐色細胞腫」.
発作性に頭痛,めまい,動悸,発汗などを伴う高血圧の病歴があるが,検査をしても,軽度のカテコールアミン上昇のみで,画像診断上,褐色細胞腫を疑わせる所見はないことは,良くありますよね.我々は,褐色細胞腫を疑うことは多いですが,そのほとんどは「はずれ」で,何年かに一度しか遭遇しません.発作のない時の血圧は,正常か軽度高値のようです.β受容体の機能亢進との関連が示唆されています.β遮断薬またはαβ遮断薬の内服が有用で,ベンゾジアセピン等の併用もまた良いようです.(暁の超特急)
2010年7月18日日曜日
総合診療について考える(3)
GM〜踊るドクター,いよいよ始まりました.監修は千葉大学の生坂先生.全国の総合診療部にとって吉と出ると良いのですが・・・.うちの娘たちは,ひがし(東山紀之)のムーンウォークに仰天していました.今日の話題は神経内科の非難を浴びなければ良いが,と思いながら見ていました.私は診断はわかりませんでした・・・(暁の超特急)
2010年7月9日金曜日
総合診療について考える(2)
総合診療医は,特定の分野に限定せず全体を俯瞰でき,かつ,対人関係・コミュニケーション能力に長けていると,私は思っている.その能力を発揮できるひとつに,院内の横断的チーム医療に参画することがあげられる.組織の「識」は,縦糸と横糸とを組み合わせて布を作ることを意味しているが,臓器別・系統別の,主に縦割りのspecialistと,全体を横断的に見ることの多いgeneralistは,まさに,病院と言う組織の中で,縦糸と横糸の関係となる.患者中心の医療を実践し,安全で質の高い医療を提供するためには,組織としての医療機関内で,互いの役割が分化・統合されている必要がある.ややもすると,縦にほどけそうな布を,しっかりと横糸で支えていくのが,総合診療医の役目と考えられる.(暁の超
特急より)
特急より)
2010年7月1日木曜日
総合診療について考える(1)
佐賀医科大学に「総合診療部」が出来て,24年になります.当時,大学外の病院から求められたのは,専門を持った医師でした.しかし,当時の連中は「10年たったら,自分たちの時代が来る.」と信じて,地道にやってきました.20年たち,今まさに,地域医療の崩壊の解決策として,総合診療医のニーズが高いと感じます.「追い風が強すぎて倒れそう」です.「急性期」の「入院患者」を「総合的に診る」医師が足りません.総合診療の働き場所は様々ですが,若い人たちには,まずこの部分を積極的に担って欲しいと思います.(暁の超特急より)
登録:
投稿 (Atom)