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2010年12月29日水曜日

総合診療部仕事納め



昨日は、仕事納めでした。
月日の経つのは早いですね。1年があっという間です。
年末年始も働いている先生方もいらっしゃいますが・・・。
気分はすっかりお休みモード!!

皆様、よいお年をお迎えください。
Hirotaki

2010年12月28日火曜日

『国連ではたらく先輩から学ぼう!』講演会 のお知らせ

佐賀大学病院は今日が仕事納めです。みなさん、今年1年間もお疲れさまでした。年末年始、日直・当直の君や僕はもう少し頑張りましょー

さて、佐賀大学病院・総合診療部、卒後臨床研修センター、地域医療支援学講座、国際医療研究会では年明けそうそうに合同で講演会を企画しています。

佐賀大学医学部OBの江副聡さんの講演です。

『国連ではたらく先輩から学ぼう!』講演会


平成13年佐賀医科大学医学科 卒業(18期)の江副聡(えぞえさとし) 先生をお迎えして講演会を行います。

江副先生は初期研修後に厚生労働省に医系技官として入省し、 ハーバード大学公衆衛生大学院、同大学ケネディスクール(行政学)への留学を経て、現在ジュネーブのUNAIDS(国連エイズ行動計画)に勤務されています。


 今回、一時帰国中の講演会が実現しました。 医療行政や海外留学、国連などのキャリアについてお話していただきます!


日時: 2011年1月5日(水) 17:30〜18:30

会場: 佐賀大学病院・卒後臨床研修センター 1階セミナー室

対象: 学生、研修医、医師、看護師、 ほかメディカルスタッフ


共催:佐賀大学病院・卒後臨床研修センター、総合診療部、 佐賀大学医学部 地域医療支援学講座、国際医療研究会 
 
事前の申し込みなどは不要です。
ぜひお越しください。
 
それでは、良いお年を!
 (さかにし)

2010年12月27日月曜日

三瀬大雪です。

昨日から三瀬は大雪です。
 
国道263号は除雪が済んでおり、スタッドレスタイヤで山道も登れましたが、国道から一歩入り込むと、積雪は20cm以上で、スリップの危険大です。
 
写真は診療所の敷地内の駐車場で撮影したものです。
9時をまわってから、ブルによる除雪作業が始まりました。
 

2010年12月25日土曜日

雪!

今日は脊振診療所にきてます。くる時は晴れてましたが着いてから大雪です(^_^;)
積もりそうですが、果たして無事帰れるのか?
市内の方も降ってるかもしれませんが皆さん運転には十分お気をつけ下さい!
多胡

2010年12月24日金曜日

ざっくばらん家庭医療勉強会in佐賀 大盛況でした!

19日(日)の第3回ざっくばらん家庭医療勉強会の様子を地域医療支援学講座のブログにアップしました。
 
当日は、医学生17名(佐賀大7名、長崎大学・熊本大学・産業医大から計10名)と
医師18名(佐賀大5名、飯塚病院・聖マリア病院・織田病院・長崎大学病院へき地医療再生支援・教育機構、長崎医療センター、唐津市民病院きたはた・佐賀記念病院から計13名)
という予想を上回る多くのご参加をいただきました。
総合医、家庭医のDrのみならず、小児科や整形外科の先生にも参加していただけたのもとても嬉しかったです。
 
総合診療部の小泉教授には、「総合医と家庭医」についてレクチャーしていただきました。
総合医、家庭医の歴史はもちろん、佐賀の医学の歴史までお話していただきました。
 
懇親会にも多く参加していただき、大変盛り上がりました。
 
次回は長崎大学へき地医療再生支援・教育機構の主幹で
 
2011年4月23日(土曜)
@長崎大学
 
の予定です。
 
また熱い学生さんや先生方とお会いできるのが楽しみです。
(さかにし)

2010年12月15日水曜日

三瀬初雪!

三瀬初雪です。
今日は朝から冷え込みがひどく、午後3時に往診に出た時点で気温は0度。
木々にはうっすらと雪が積もって来ています。
今晩から道路凍結の恐れ。
運転気をつけます。
 
    三瀬診療所 西
 

2010年12月8日水曜日

第3回ざっくばらん家庭医療勉強会 in 佐賀のお知らせ

12月19日(日)に佐賀大学病院 卒後臨床研修センターで、
九州家庭医療ネットワーク主催の第3回ざっくばらん家庭医療勉強会が開催されます。
 
九州家庭医療ネットワークは、家庭医療・プライマリケア・地域医療に興味のある九州の医学生が中心に立ち上げたネットワークです。
今年度より勉強会を始め、飯塚病院総合診療部・唐津市民病院きたはた・長崎大学へき地医療再生支援教育機構・佐賀大学地域医療支援学講座などの医師が講師をつとめています。
「ざっくばらん」に大学・施設間の壁を越えた、医学生同士やと医師との交流も目的にしていますので、お気軽に参加してもらえればと思います。
【期日】2010年12月19日(日)
【時間】11:00~16:00予定 (17:00~ 懇親会:参加自由、別会場)
 
【会場】佐賀大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター セミナー室
 
【対象】医学生、看護学生、医師、看護師
【参加費】750円(昼食込) 
 シシリアンライス(佐賀のB級グルメ!) or 幕の内弁当をお選び下さい
【申込〆切】2010年12月16日(木) 21時
 
※当日参加も可能ですが、その場合には昼食は各自でご用意下さい。
  昼食不要の方も別途お申し付け下さい。
 
【内容】 「総合医・家庭医について」「臨床疫学(EBM) 入門」
      「医療行政入門」「腰の診察法」など


【講師】*佐賀大学医学部附属病院 総合診療部 小泉俊三 教授
     *同 地域医療支援学講座 杉岡隆 教授
     *同 地域医療支援学講座総合内科部門 坂西雄太講師
          *唐津市民病院きたはた(家庭医療学専門医) より 

          他にも多施設より講師来場予定です!


現在、すでに佐賀大学以外にも熊本大学や長崎大学の学生さんから申込みがありました!

お申し込み・ご質問・その他ありましたら、下記までお願い致します。
(あっと→@にかえてください)
*佐賀大学医学部医学科5年:横山* 
   avemundiluminar1985あっとyahoo.co.jp
 
*佐賀大学 地域医療支援学講座:坂西雄太* 
  sakanishあっとcc.saga-u.ac.jp

2010年12月3日金曜日

遅まきながら…。

やんわりプレッシャーを感じましたので、先週末の学会の報告を。
去る11月27〜28日に、医療質・安全学会で千葉県に行ってきました。
 
今年の会長は小泉先生ということで、当日朝は小泉先生の挨拶で準備スタート。
初日はポスター受付に座りながら、ぐるぐると回ってきました。
 
学会の性質上、コメディカルスタッフの発表も多くて新鮮でした。
ポスターや講演を聴いていると職種が違うと視点も違う。
普段私たちが何気なくやり過ごしていることが、問題になってたりするんですね。
 
と参加者気分で悠々と回っていた私。余裕ぶっこきすぎました。
いざ、自分の発表となるとどの質問にどう答えていたかなんて覚えてません(笑)
反省…。もうちょっと練習してから学会行くようにします…。
 
総合診療部からはE先生とE先生とS先生とS先生と小泉先生。
(みんな一緒ですがあしからず。想像してください〜)
下の写真は発表風景です。
カメラ慣れしてなくて、ぶれてちっちゃくてすいません。
E先生とS先生は今、総合診療部はやりのpicapicaLINKに関して。
紹介元・紹介先の病院が患者さんのdataや病歴を共有するシステムです。
もうすぐ入院してくる患者さんの紹介元でのデータを先に見ることができます。
課題はいろいろありますが、県内で普及すれば確かにかなりありがたい。
やっぱりいるか?iPad…
 
S先生は北海道のとある町のワクチン公費助成の試みです。
毎回きいて思うのは、助成もですけど広報って大事ですね。
とある町と私の地元、同じような規模で同じような環境なんですけど、
きっとそこまでワクチン普及していないと思います。
ワクチン接種しましょう。打ってよかったと実感することは少なくても、
打っておけばよかったと後悔することはなくなりますから。
 
そしてE先生の座長風景。ポスター受付のため、このセッション聴けず…。
小泉先生はたくさん講演&座長をされておりました。
席が遠すぎたためきれいな写真が撮れず…。
ヒューマンエラーはゼロにはなりません。人間ですもの。
エラーを起こさないようにする工夫・努力を怠らないように。
どんな懲罰より、心の中の戒めが一番効くのです。
 
と、そんなことをしみじみ実感した2日間でした。
ですがちゃっかり、夜はみんなで楽しくわいわい。
七山診療所通信のDrと、不甲斐ない私にもとっても優しい秘書さんと、
うちの病院の師長さんと看護師さん。とこれまで登場した方々。
師長さんとご飯なんて、ほとんどなく。仲良くさせていただきました。
 
盛りだくさんの2日間でいろいろ考えて、楽しく帰ってまいりました。
先週なのに、もう3週間くらい前のよう。
もう師走です。皆様、お体はくれぐれもお大事にしてください。

2010年12月2日木曜日

在宅医療

産業医の単位が取れる講座は…と、探していたところ、
ふと「在宅医療の話があるなぁ〜」と、思ったら、演者は杉岡先生と坂西先生でした!!

ちなみに、

12/4 15時 成人病予防センター

で、あります。

たまたまついでにですが、在宅ネットワーク(?)の話もドアに貼ってあったのをたまたま発見!!
こちらは12/19だった気がします。(要確認)

在宅医療は現在の医療政策上、必携の技術であります!!
でも、一人で在宅抱えるのは大変なんだよね…。と、言う時に在宅ネットワーク!!

うーむ、勉強になりそうだ!!!
(ただし、自分が行けるかは家庭サービス次第という…)

にこまるぱぱ

2010年11月30日火曜日

医療の質・安全学会に行ってきました


どもです!
佐賀大学医学部 地域医療支援学講座のブログ『地域のあんしんを守りたい。』に
先日の医療の質・安全学会のことを書きました。
 
総合診療部の先生方の発表については、N先生がアップしてくれると思います!
(と、やんわりとプレッシャーをかけてみる)
 
さかにし

2010年11月22日月曜日

記念品

ありがたいお煎餅です。各種、今週末の医療の質、安全学会で販売予定!
乞う御期待!!

ティアニー先生

11/20にティアニー先生、徳田安春先生が来られるとのことで北九州総合診療研究会に参加してきました〜。
ティアニー先生は「ティアニー先生の診断入門」などの著書で有名な先生で、徳田安春先生は筑波大学付属病院水戸地域医療教育センター総合診療科教授です。徳田安春先生は「バイタルサインでここまでわかる!OKとNG 」などの著書で有名です。実は私は徳田安春先生に中部病院時代にお世話になっております〜。
 
症例提示でティアニー先生の解説と絶妙なタイミングで徳田安春先生の司会兼通訳が入り、非常に勉強になりました〜。
ティアニー先生の訳のために徳田安春先生が来られたという贅沢な研究会で100名ほど参加されていたかもしれません。
当院からは小泉教授も参加され、「豪華キャスト」で写真を撮らせてもらいましたのでアップ致します。
 
北九州総合診療研究会では毎回著名な先生が来られており、是非次回も参加させていただきたいと考えております。
(勝手にリンクしてすみません〜)
(松永 諭)
 
 
 

2010年11月19日金曜日

公民館でのインフルエンザワクチン接種

三瀬診療所 西です。
今年も毎年恒例の『インフルエンザ地区まわり』を行いました。
 
『インフルエンザ地区まわり』は前任の白浜先生の時代から、65歳以上の高齢者を対象に地区の公民館でインフルエンザワクチンの接種を行っていたものです。
 
三瀬村の人口は1500人弱で65歳以上の方が31%、公民館と診療所で300人程度接種されますので、65歳以上の方のほとんどがワクチンを接種されるという、素晴らしい接種率です。
 
今年も昨年と同様、7つの公民館と保健センターでワクチン接種を行いました。
 
写真は最終日の岸高公民館での風景です。
 
今年はあらたな取り組みとして、接種後の待機時間中に10分ほど、高血圧や動脈硬化と塩分の関係についてお話をしました。
 
午後から診療所を飛び出して・・・。
地域医療の醍醐味です。
 
 
 

2010年11月18日木曜日

総合診療ケースカンファレンス

11/17マリトピアで総合診療ケースカンファレンスが開催されました。今回は眼科系疾患の検討という内容で、眼科の先生の講演もあり、日常診療の小さな疑問などもいろいろ聞くことができました。
発表された先生方お疲れ様でした。

総合診療ケースカンファレンスは年に二回、定期的に開催されています。次回は来年の五月の予定です。テーマは口腔疾患です。研修医の先生方や学生さんの参加もお待ちしております。

2010年11月16日火曜日

3年目のひとりごと…

医局が寒い(笑)
…そんなことが言いたいわけではないのですが、あまりに寒かったので…
 
ついさっき、あかつき先生の外来診療のレクチャーを受けてきました。
「テーマ:腹痛〜まだ苦手ですか?」
…まだ苦手ですが(汗)?
大事が隠れてるので胸痛は苦手です。診断わかりにくくて腹痛は苦手です。
解剖が難しくて脳神経は苦手です。…日々勉強です。
 
3年目になって半年。長い医者人生、研修医のころから、2,3本くらいは毛が生えたでしょうか。
今日のレクチャーを受けて、研修医ってすごいなぁと思ってしまいました。
 
レクチャーの内容じゃなくてすみません。
内容はもちろん面白かったです。
腹痛を見たときどう考えるか。(何となくそのときの患者さんの容態と発症様式で考えている気がします)
突発性のときの「詰まる、ねじれる、破れる、裂ける」♪
ちょっと目から鱗。確かに、胸でも頭でも使えそう…。ゴロもいい感じ^^;
 
なんて思いながら聴いていたのですが、そのときの研修医の先生たちが素直にすごいと思ってしまいました。
突発性の腹痛といわれ、SMA症候群とAMIがさらりと出てきたのが渋いなぁと。
言われりゃすぐわかるのですが、とっさに出てこなかった3年目・・・。
ちょっと悔しい…(笑)
確かに研修医のころはピットフォールを見逃さないというか、意表をつく(裏をかく?)のを欠かさないようにこだわっていた気もするが…。
疾患頻度ももちろん大事。でも大穴を見逃さないというのもやっぱり大事ですね。
ということを研修医の先生に思い出させられました。
 
実はまだ自分で虫垂炎と診断したことがない私。今日のレクチャーはためになりました。
これから初めての虫垂炎に出会うまで、「若い女性の右下腹部痛」に振り回されながらがんばります。
 
 
(投稿 学会間近の3年目)

医療倫理


連続投稿です!

学生実習で医療倫理の講義を担当しています。医療倫理について詳しく勉強したことはないのですが、臨床に即した問題を提示し学生さんとともに4分割表を用いて討論しています。
医療倫理とは、たとえば超高齢者の延命治療についてや悪性疾患の告知についてなど、臨床で必ず直面する答えのない問題に対して考える学問です。
4分割表では、その倫理的問題について医学的適応、QOL、患者の希望、周囲の状況の4軸を用いて、それぞれに関して検討を行ないます。表を用いることで、自ずとどこに対してアプローチをかければよいのということがビジュアル化でき、非常に有用だということに最近気がつきました・・・(笑)
この4軸については、普段我々臨床医が倫理的問題に直面したときに自然と考えている項目であり、経験の浅い研修医の先生や経験のない学生さんが考える際の補助ツールとして有用です。ここまで数症例を検討していて感じることは、患者さんの希望や周囲の状況にやはり重点がかかることが多く、そこにアプローチすることが問題解決の糸口となることが多いと思います。
もちろんデリケートな問題であり、表をつかっても答えが出るものでもありません。ケースバイケースなのは間違いないのですが、臨床医の思考パターンを学ぶいい機会かと思います。
結局大事なのは患者さん、ご家族さん本位であり、かつ、医学的適応・QOLのバランスをとることだと思います。患者さんの背景やこれまでの生き方なども重要なヒントとなることも多く、専門診療科での病棟実習では学べない点を医療倫理の講義で十分に学んでほしいと思っています。

投稿 多胡

医療マネジメント学会

遅くなりましたが、11/5に医療マネジメント学会九州山口連合大会で発表してきましたのでご報告です。
佐賀市で開催され、今回のテーマはITによる医療の質の検証でした。私の発表のテーマは佐賀県診療録連携システムPicapicaリンクについて、総合診療部での使用経験で明らかになった問題点や利点などをまとめて報告しました。
本システムは参加病院間で検査結果や画像データなどをインターネットを通じて共有できる画期的なシステムであり、まだまだ問題点もありますが、整備が進めば医療者にとっても、患者様にとっても非常に有用なシステムであるといえます。
総合診療部では本システムを活用し地域の病院との連携をさらに図っていきたいと考えています。
詳しくは下記ページをご参照ください。

時間の都合で、他の発表はあまり聞けませんでしたが、看護や事務などの視点からいろいろな解析データなどが発表されており非常に勉強になりました。

投稿 多胡

2010年11月15日月曜日

消化器病、消化器内視鏡学会に行ってきました

@ 沖縄コンベンションセンター

11/12〜14に出張してきました。
発表したのは「胃癌が長期間無再発であったのに、再発後急激に状態が悪化した症例」です。
発表自体はすんなり終わりました。質問にも特に問題なく答えることが可能であったと自負しています(笑)
前日の夜に入ったので、多くは聞けませんでしたが、消化器だけでも本当に色んな疾患が、まだまだ知らない疾患があるものだと勉強させて頂きました。
佐賀からも多くの研修医、消化器内科、肝臓内科、消化器外科と出張しているようで、懐かしい先輩、後輩に出会いました。

移動にバスを使ったのですが、空港からホテルまで1時間半と長くて驚きました。
ホテルは宿泊代に制限があったので、安宿でしたが、当直室に慣れている身としては普通ですね(笑)

発表後は大雨でしたが、少し遊んで、O病院の先輩と美味しい食事をして帰ってきました。
沖縄、また行きたいですが、行く度に台風やら大雨やらで雨男かも…。

にこまるぱぱ

日本内科学会九州地方会

日本内科学会九州地方会で発表をしてきました!
発表は問題なく終了しました〜。
他の方の発表も聞かせて頂いたのですが、結構当院で経験したような症例も多く発表されていました〜。しかしながら「これはめずらしい!」という発表もあり、また勉強になりました〜。
鹿児島開催であり、行き帰りの移動が大変でしたが、その分の勉強はしてきたかと思います。
また定期的に発表はしていきたいと思います。(松永 諭)

2010年11月11日木曜日

日本プライマリ・ケア連合学会 秋季生涯教育セミナー

三瀬診療所 西です。
今週に入り,冷え込みが一段と厳しくなってまいりました。
さて,先週末ですが,11/6(土)から11/7(日)にかけて,大阪科学技術センターで開催された『日本プライマリ・ケア連合学会 秋季生涯教育セミナー』に参加してきました。
全部で26のワークショップがあり,私は
・ エラーから学ぶ臨床判断と認知心理
・ ポジティブ禁煙なっとく講座
のふたつを受講してきました。
『エラーから学ぶ臨床判断と認知心理』では,忙しい日常の外来の中でどういった原因でエラーが起こりやすいのか,といったことを中心にお話があり,専門領域の偏在や医療者の心理状態の影響が大きいことがわかりました。
また『ポジティブ禁煙なっとく講座』では禁煙をする側と医療者がともに楽しく,ポジティブに禁煙を行っていくコツについて学んできました。
外来では禁煙治療に限らず,多くの生活指導をすることが多いですが,その際に発する一言をいかに患者さんの心に響かせるか,そのための引き出しをいかに医療者がたくさん用意するか,非常に勉強になりました。
来年からは禁煙外来も始める予定なので,機会をみつけて勉強して行きたいと思います。
それから,土曜日の夜はビルボードライブ大阪で丁度行われていたダイアナ・キングのLIVEに潜入し,『夜の街大阪』で楽しい社会勉強をしました。
ダイアナ・キングはとても気さくなミュージシャンで,会場の通路で彼女の手をとり,楽しいダンスを踊ってきました。
また行かなくちゃ!

2010年11月8日月曜日

医局会、説明会

毎週月曜日は薬の説明会、医局会があります。いまは説明会ですが薬の新しいデータなどを聞くことができ非常にに勉強になります。

医局会の方は、学会の予行が二つあります。長くなりそうです… 先週は四つでしたけどね(^_^;)

2010年10月25日月曜日

緩和ケア研修会について

こんにちは。
三瀬診療所 西です。
 
私も10/17・24に行われた緩和ケア研修会に出席しました。
 
研修の内容はオピオイドや鎮痛補助薬の使い方、副作用対策に加え、心のケアやコミュニケーション、地域連携についてなど幅広いものでした。
 
大学や県立病院の総合診療部や専門診療科で働いているころ、地域の二次病院で働いているころにもそれぞれ『がん』の患者さんを担当してきましたが、今地域の診療所に働く立場で『がん』の患者さんをあらためて診ていると、大きな病院に勤めているときとは違った問題点にぶつかることも多く、今回の研修会は参考にな る点がとても多かったように思いました。
 
大病院の外来、病棟は急性期の患者さんであふれ、その中にあって「もう打つ手がない」と判断された患者さんが、「主治医に見放された」という思いになることがないよう、また地域でも質の高いケアが提供できるよう、きちんとした連携が必要だと再確認しました。
 

2010年10月24日日曜日

総合診療について考える(6)

 本日,緩和ケア研修会の後半部分に参加してきました.今日は,「既に進行していて手術不可能な癌」の告知のロールプレイをしました.設定された患者と同じ年齢で家族構成も似通っていたため,患者役をやっていて,非常につらく,気分が悪くなりました.「先生,お願いだから,今日はここまでにして(これ以上話さないで)」という感じでした.患者さんのつらさは想像を絶するものだろうとあらためて感じました.
 さて総合診療医はコミュニケーションのエキスパートと思います.しかし,コミュニケーションは医師の基本スキル,必要条件であり,その「専門性」は誰も認めてくれないでしょう.従って,それを認知してもらうには,院内での教育・啓蒙活動などに積極的に参加していく姿勢が大事と思われます.
 緩和ケア研修会のファシリテーターは麻酔科,精神科の医師が多かったですが,そういう意味で,総合診療医の出番のひとつと思いました.(暁の超特急)

2010年10月23日土曜日

佐賀市ヘルスサポート事業

こんにちは。
三瀬診療所 西です。
 
昨日は佐賀市の新しい事業である『ヘルスサポート事業』の説明会に参加してきました。
 
現在、40歳以上74歳以下の国民健康保険の方は自己負担1000円で特定健診を受けることができますが、全国的に受診率の伸びが芳しくなく、どの自治体も頭を悩ませています。
 
その解決策の一つとして佐賀市が厚生労働省と協議の上考え出したのが、『ヘルスサポート事業』。かかりつけ医を受診した際に行った血液検査を活用し、患者さんの自己負担を無料にして、特定健診の受診率を上げて行こうというものです。
 
昨日の説明会では
・ 問診やレセプト業務が煩雑になる
・ 一部自己負担金が生じるため、本当に患者さんに利点があるのか
といった問題点の指摘があっており、私も実際行った場合の患者さんの自己負担の金額、事務手続きのシュミレーション等を早速行ってみる必要があると考えました。
 
わが三瀬村では小さな自治体であることの強みを活かし、特定健診については他の自治体の約2倍にあたる50%強の受診率ですが、それでもふたりに一人の方が健診を受けておられず、糖尿病や高血圧、肝炎などの病気が知らず知らずのうちに悪化していることがよくあります。
 
地域のかかりつけ医として、診療所にかかられている方だけでなく、健診や受診をされていない方の健康状態についても思いを馳せた一日でした。
 
          三瀬診療所 西
 

2010年10月22日金曜日

ウェブカンファ〜発熱、皮疹、倦怠感〜

久しぶりにウェブカンファに出てきました。

ウェブカンファと言って皆さん通じますでしょうか。インターネトを通じて、テレビ電話のようにして、月に1回、遠くの総合診療部の先生方と、珍しい症例、そこから学んだことなど、を提示し合います。今日は佐賀大学からの紹介でした。

症例は発熱、皮疹、倦怠感。M先生の粘り強い診療の結果、犯人は成人スティル病でした。振り返ると典型的から1、2欠けた症例でも、その1、2が重要で、その時犯人を捕まえるのは難しく、見切り発射で治療に突入するか、時間はかかっても正体をきっちり見極め治療に入るか。今回は、患者さんの全身状態から、慎重に後者の選択となった様でした。

「好発年齢に騙されることが多い」という他大学の先生の発言に先生方、大頷き。臨床診療で好発年齢や典型を考えるのは、鑑別疾患を考える上で当然のことですが、それにとらわれすぎてはいけないんだな。

刺激になりました。うずうずしますが・・・もう少し。またカンファレンスお邪魔します。

                       しぇろ

無事!

Webカンファレンスが本日は無事始まりました!
内容はまた後ほど(^_^;)

三瀬診療所よりはじめてのお便りです!

こんにちは。
佐賀市立国民健康保険三瀬診療所 内科 西です。
はじめてのお便りですので、三瀬村の紹介を少し。
三瀬村は佐賀市北部にあり、福岡県との県境に位置します。
最近、女優の深津絵里さんのモントリオール映画祭での受賞で有名になった映画『悪人』でロケ地になったことから、ちょっぴり知名度があがりました。
映画では殺人事件の現場でしたが、三瀬村は大自然に囲まれ、たくさんのおいしい食べ物もあり、とても心地のよいところです。おすすめの食べ物についてはまた追々書きたいと思います。
三瀬村の人口は1500人弱で、65歳以上の方が全人口の31%を占め、過疎化、高齢化が問題となっています。
当三瀬診療所は、65歳以上の方の約4割の方に利用していただいており、かなり地域に密着した診療所といえると思います。
私も赴任して約2年の間にたくさんの方々とふれあい、様々な経験させていただいています。
大学病院などの大きな病院でしかできないことがある一方、地域のかかりつけ医だからこそ出来ることもたくさんあり、今後このブログでもお伝えできればと思っています。
三瀬診療所  西

2010年10月18日月曜日

総合診療について考える(5)

昨日,Y先生と共に,緩和ケア研修会に参加してきました.「オピオイドを開始する時」,というセッションで,久しぶりにロールプレイをしました.3名で,医師役,患者役,観察者を交代でするのですが,参加者は医師だけではありません.「お医者さんが先に,医師役をやってはどうか」ということで,最初に医師役をしました.「通常通りやれば大丈夫だろう」と思っていたのですが,「先生,麻薬って何ですか?」という患者役の問いに,うまく答えられず困りました.観察者から,「後半,相槌をうったり,オウム返しをしたりということが少なかったです」と言われ,納得.返答に困ると,共感する余裕がなくなるということなのでしょうねえ.ところで,素人の人に,「麻薬」ってどう説明します?
ファシリテーターに質問したのですが,あまり明確な答えは返ってきませんでした.(暁の超特急)

2010年10月17日日曜日

マヒドン大学 熱帯医学

10/13に沖縄県立中部病院時代の先輩の森 博威先生と個人的に飲みに行きました〜。
森先生は2010年4月よりタイのマヒドン大学(アジアの熱帯医学の中止となっている施設)に行かれており、DTMH(Diploma of Tropical Medicine & hygiene)コースを終了され、今度熱帯医学のPhD(博士)コースを受けられます。2010年度は日本から9名留学されているとのことです。
総合診療部でも稀ではありますが、マラリアやデング熱に罹られた患者さんが入院されることがありますが、タイは流行地なので、直接お話が聞けたことは非常に勉強になりました〜。
もし佐賀大学医学部で熱帯医学に興味をもたれている方がいましたら、松永にご連絡ください〜(森先生を紹介するだけですけど・・・)。(松永 諭)
 
マヒドン大学2010年度DTMHコースの先生方が作られたホームページ(タイ留学の話でとても面白いです。お勧め!)http://blog.livedoor.jp/mahidolkai2010/
マヒドン大学ホームページhttp://www.mahidol.ac.th/
 
ちなみに九州であれば長崎大学の熱帯医学研究所も有名ですよね〜。ホームページhttp://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nekken/

Internal Medicine In-training Exam

報告が遅くなりましたが、10/3(日)にInternal Medicine In-training Examを受験してきました〜。
場所は福岡徳洲会病院で行われました。時間は午前中9:00-13:00、昼食をはさんで午後14:00-18:00でした。
問題数は午前4時間で170問、午後4時間で170問、マークシート方式でした。単純計算でいくと1問1分30秒程の時間がありますが、慣れていないと時間が足らないぐらいの分量かと思います。
問題は内科の問題で日本の総合内科認定医試験の問題のような内容だったと思います。(少し時間がたったため記憶があいまいですみません〜)「大腸内視鏡検査を何歳から何年毎に実施するか?」など米国での実施の仕方を知らないと解けない問題もありました〜。(逆にこの手の問題は問題集で勉強していれば解けるかと思います。)
福岡徳洲会病院の先生方も数名受けられており、「2名程で受けるんだろうなあ」と思っていたのでびっくりしました。試験の合間にお話などもして、モチベーションの高さにまた刺激されました〜。受験料は受験人数にもよるのでしょうが、1万円前後とUSMLEに比べると良心的で、公式な試験ではないと思いますが、一度力試しに受験されることをお勧めします〜。
ちなみに私は勉強する時間がほとんど取れなかったので「Kaplan Internal Medicine Question Book」を解いて受験しました。500問と量もそんなに多くなかったのでお勧めです。問題集に出ていたような問題も本番に出題されていたかと思います。ただしこのやり方が正しいのかどうかは自信がありません〜。Kaplanの問題集が早めに終わったので、HARRISON'S INTERNAL MEDICINEのSelf-Assessment & Board Reviewにも手を出したのですが、私には問題が難しくて(他の先生でも難しいと思うけどなあ・・・)、どんどん自信もなくなってきたので、途中ですっぱり断念しました〜。本番の問題レベルから考えると、すっぱり断念しててよかったと後では思いました〜。
ご興味があれば福岡徳洲会病院さんのブログでも掲載されておりますので、覗いてみてください〜。(松永 諭)
福岡徳洲会病院さんのブログ ameblo.jp/fukutokukenshu

2010年10月14日木曜日

七山診療所通信 vol.4

七山診療所の阿部です。今回は久しぶりの投稿です。
vol.4は七山の診療所事情について記載しようと思います。七山診療所は旧七山村の中心部に位置しており、患者さんは徒歩や自動車、バス、タクシーで通院されます。
午前中はそのような患者さんを診察して、午後からは在宅の患者さんや施設入所者の往診に回ります。
しかし、往診は点数も高いですし、基本的には年金で生活されている高齢者の方が多いので、患者さんの負担を減らすことも必要です。
以前にも記載しましたが、七山は意外に広く更に山奥のとある集落では交通手段を持たない高齢者の方々が沢山いらっしゃいます。
元々と言っても戦後少しくらいまでのようですが、七山にも4,5人くらいの医師が各集落に分散していたので診療がなりたっていたそうです。
現在は当院しか残っていませんので、そのような山奥の集落に対しては診療所を別に開設して診療にあたることで患者さんの負担軽減を行っています。
診療所といっても、写真のように廃校になった池原小学校(父が始めたときは現役の小学校でした)の隣にある多目的施設の一室を借りて最低限の設備だけがある場所になっています。
ですから、検査が必要になると家族や親せき、ご近所さんに七山診療所まで連れてきていただかないといけないというネックはあります。
まぁ、そのような頼るのは聴診器と血圧計だけの池原診療所ですが、ここで毎週木曜日の午後に外来診療を行っています。
今回UPした写真は、その池原診療所のある小学校と診察室です。ここは、診察台や机、椅子がかなりレトロでいい感じです。

2010年10月6日水曜日

剖検所見会がありました

10月5日 剖検所見会がありました。

残念ながらWeb上では詳しく書けませんが、今回の症例は、多発癌転移でした。

珍しい心筋の転移があるとのことでした。
「血流があるところに良く転移出来るな〜」と思っていたのですが、
病理学の教授は冠動脈経由で転移することがあるとのことでした。

病勢やCTの画像所見と合わせて、解剖所見を確認、フィードバック出来るので非常に有意義で、
1時間があっと言う間にたってしまいました。


剖検は遺族の気持ちとしては、出来るだけしたくない検査かもしれませんが、
医学の発展や、臨床、病理の教育に対して絶対必要なものと思っています。
市中病院では不能であるのが、非常に残念です。

患者さんを始め、皆さんのお陰で、勉強できる機会があります。
症例をじっくりと見直すいい機会ですので、是非参加をしてみて下さい。

今月の開催は  ◆10月12日 と ◆10月26日  予定です。
なんと珍しく今月は2回開催予定です!!開催時間は17時からです。

にこまるぱぱ

2010年10月5日火曜日

「在宅ネット・佐賀」立ち上がる!

佐賀県の在宅医療・ケアを支えるべく「在宅ネット・佐賀」が立ち上がりました!
 
立ち上げの会合に参加した様子を地域医療支援学講座のブログ「地域のあんしんを守りたい。」に載せていますのでご覧ください〜
 

在宅ネット・佐賀のHPはこちらです!
 
 
今月末の10月31日には第1回在宅医療推進フォーラム九州ブロック大会が福岡国際会議場で開催されます。
佐賀県からは、ひらまつ病院の鐘ヶ江先生(佐賀大学・総合診療部OB)と佐賀県看護協会訪問看護ステーションの上野看護師がシンポジスト参加されます。
在宅医療に興味のある方は、是非ご参加ください!
 
(さかにし)

2010年10月4日月曜日

総合−放射線カンファレンスがありました

10月4日 毎月1回の  総合−放射線カンファレンス  がありました。
今日のお題は「尿膜管遺残」、「大動脈解離」の2例でした。

尿膜管遺残は時々出会う症例ですね。
放射線科の先生にワンポイントレクチャーもあって、理解がまとまりました。

大動脈解離は経過が非常に珍しい症例でした。

10月18日 8:00〜 は、救急−放射線カンファレンスが予定されています。
お題はまだ、はっきり決まっていませんが、総合の先生が救急外来で担当した症例かもしれません。

プライマリーに関わる、関わりたい医療関係者、学生さんにはお勧めです。
月曜の朝は忙しいと思いますが、少しだけ早起きして、是非参加してみてください。
放射線科の先生のワンポイントは臨床的に非常に面白いですよ〜(^^)/

by にこまるぱぱ

2010年9月28日火曜日

EBM実践講座(名郷先生)

先週の祝日に長崎で開催された名郷直樹先生の「よくわかるEBM実践講座!!」に参加してきました〜!
3時間のワークショップでしたが終始笑いが絶えない内容で、自分のEBMのステップアップにもなりました。
「EBMは患者さんに適応することが目的だ〜!」と名郷先生は強調されており、個々の患者さんに合わせて調整することまで含めてEBMであるということが非常に印象的でした。
名郷先生、ワークショップでお世話になりました長崎大学の先生方、ありがとうございました〜!

2010年9月24日金曜日

システム障害

トラブルが発生してカンファレンスシステムに入れないというアクシデントが…

復旧することを祈ります!

2010年9月17日金曜日

勉強会ご案内

初投稿です。jこんにちは。唐津市民病院きたはたのアムロです。
10月2日に以下のような勉強会があります。ご興味のあるかたどうぞ!!
当院からは膝ネタをださせていただきます。
九州家庭医療Network
第2回ざっくばらん家庭医療勉強会 in ももち

■日時:2010年10月2日(土)9:00~
■場所:AIビル9F 麻生塾研修センター セミナールームE 福岡県早良区百道浜2丁目4-27 
【Time Schedule】
9:30-10:30 レクチャー「米国小児感染症専門医研修の一日」
10:45-12:00 ケースディスカッション「外来で禁煙してもらうには」
13:15-14:15 レクチャー「米国ファミリーヘルスセンター見聞録」
14:30-15:30 実技体験セッション「膝はこうやって診察しましょう」
17:00- 懇親会

【講師】
*ピッツバーグ大学メディカルセンター
:チャールズ・マケット先生(家庭医)、テリー・スティルウェル先生(小児感染症専門医)
*飯塚病院総合診療科:井村洋先生、大杉泰弘先生
*頴田病院:本田宜久院長
*唐津市民病院きたはた:西川武彦先生、江口幸士郎先生
【申し込み方法】
(当日飛入りも大歓迎ですが、昼食・懇親会申込希望の方は9月24日(金)までにお申込ください)
参加をご希望されるかたは、必要事項をご記入の上下記までご連絡ください。
*必要事項*
①お名前(ふりがな)
②大学名・学年
③当日お弁当の有無(600円程度予定)
④懇親会参加の有無

ご質問や内容について詳しく知りたいという方は、下記までお気軽にご連絡ください。
また、参加費は前回同様、数百円を予定しています。詳しくはお問い合わせください。
◆吉田伸(飯塚病院):syoshidah2@aih-net.com 090-4183-4040

2010年9月8日水曜日

ワクチンの未来を考える

毎度ですが、地域医療支援学講座のブログ「地域のあんしんを守りたい。」を更新しました。
 
先日、博多で開催された日本外来小児科学会でのシンポジウム「髄膜炎関連ワクチンの導入経緯からワクチンの未来を考える」のレポートです!
 
 
さかにし

2010年9月3日金曜日

医師主導の研究とは?

医療の質・安全学会へ向けての抄録を準備しているのですが、ふと「医師主導」の真意を知りたく検索していました。
すると琉球大学大学院医学研究科、植田真一郎先生が代表研究者とした医療人GPの紹介文がありました。
( http://www.okinawa-clinicaltrials.com/home/3_1.html )
そこには、臨床医が臨床研究を行う意義が分かりやすく述べられています。ご覧頂けると幸いです。
やはり臨床医は臨床で、医師自らが患者さんの役に立つEBMを、長い医者人生でひとつでもいいから、創りたいものです。
(有)

2010年9月2日木曜日

遅まきながら…。

先週土曜日に、総合診療部として学会デビューを果たしてきました。
ので、その感想をひとこと。
第290回 日本内科学会九州地方会で、症例発表をさせていだきました。
研修医時代に小児科で発表したことがあったのですが、
その時は指導医の先生が作ったスライドを話すだけだったので、
一から自分でスライドを作るのはほぼ初めての状態でした。
一から自分で作って、発表をした感想としては、
5分って短い。短すぎる。

2010年9月1日水曜日

WEBカンファ

宣伝です!
富山大学、琉球大学など遠く離れた病院の先生方と月1回WEBを使用してケースカンファレンスを開催しております。
9月は9/24(金)18時より佐賀大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター1階会議室で開催されます。
症例は「71歳男性、発熱、倦怠感、皮疹」です。
「GM踊れドクター」とまではいきませんが、総合診療部ならではのケースカンファレンスになるかと思います。
ご興味のあられる方は学外でもまったくかまいませんので是非御参加下さい〜。
松永

2010年8月31日火曜日

セルフトレーニング問題集

認定内科医・総合内科専門医のためのセルフトレーニング問題集の回答提出締め切りが1か月後に迫ったので,いつものごとく,インターネットの検索エンジンにキーワードを入れまくり,回答の手掛かりを探しています.UpToDateでsearchしようと頑張ってみましたが,知識の少ない状態で英語は非常につらい・・・(あきらめました).20問ほど解きましたが2時間かかりました.皆さん,頑張りましょう!!!(暁の超特急)

2010年8月29日日曜日

第290回 日本内科学会九州地方会

8/28に佐賀大学構内で第290回 日本内科学会地方会がありました。

総合診療部からは西井先生が膠原病セッションで非典型的な症状で発症した側頭動脈炎の一例について発表されました。参加された先生方、お疲れ様でした!

以下発表の様子です。



2010年8月28日土曜日

今日は講演会へ

肝がんの新しい治療薬の分子標的薬であるソラフェニブの講演会で東京日帰りです。飛行機は非常に天候がよく、写真は関空と大阪、神戸空港、神戸が見えます。
講演会ではこの薬剤が使えるようになり一年経ちましたから、多くの使用経験とエビデンスが学べました。佐賀でも県で統一データベースを構築しようと倫理委員会へ申請をしたところでした。

(有)

2010年8月23日月曜日

予行です。

内科学会地方会の予行の様子です。
総合診療部では、内科学会その他様々な学会に研究や症例の報告をしています。
投稿 多胡

2010年8月17日火曜日

総合内科「ミニ」レクチャーシリーズを始めます!

すみません。宣伝させてください!


佐賀大学医学部 地域医療支援学講座の総合内科部門では
学生・研修医を対象に、総合内科「ミニ」レクチャーシリーズを開始します!

忙しい研修医の先生たちを考えて、毎回30分くらいの「ミニ」レクチャーです。
総合内科医に必要な診断学、臨床疫学、臨床研究の手法などを中心にまずは月1回くらいのペースでお送りする予定です。

予防医療や地域医療、医療行政のことなんかもしたいなと思っています。

そのほか、皆さんのリクエストにもお応えします!

第1回目は・・

2010年8月6日金曜日

七山診療所通信 vol.3

どうも、七山診療所の阿部です。
先月の7月25日に、我が七山で『国際渓流滝登り大会』が開催されました。七山には観音の滝という、日本の滝100選に選ばれている滝があります。もちろん、観音の滝は落差がかなりありますので登れませんが、その手前までの渓流を川下から登っていくという大会です。手前といっても、小さい滝や大きな岩等々ありますのでかなりハードです。
参加者はだいたい1200人くらいで、『国際』の名が付くように佐世保の米軍さんや留学生も参加されています。

2010年8月5日木曜日

8/4 長崎に行ってきました!!

地域医療支援学講座・総合内科チームで長崎在宅Dr.ネットの白髭先生を訪ねました。
詳細はこちらを(笑)
長崎在宅Dr.ネットは全国的なモデルケースにもなっている、診療所医師による在宅診療のネットワークです。
多くのヒントと力をいただきました!
(さかにし)

2010年8月3日火曜日

7/30〜31 長崎に行ってきました!!


長崎に「地中海熱の相談」と「情報交換・交流」を目的に行ってきました!!
8月のブログになってしまったのですが、本当は7月30日に行ってきました。

午前中は織田病院で外勤で、その後長崎に出張で朝から久々スーツを来て外来をしました。
そう言えば、教授はいつもスーツですね。いつか医師のファーストインプレッションアンケートも取ってみたいところです。

日本医学教育学会大会

7/30、7/31に日本医学教育学会大会が東京で行われ、我が総合診療部からも菊川先生、インドネシアから留学中のマリタさんとリサさん、それから木本さんが発表されました。

2010年8月1日日曜日

問題です!

ゲップが主訴。でも、胸焼けも酸っぱい逆流もお感じではありませんでした。改めてFスケールをとったのですが、1点でした。日常生活では逆立ちはしないほうが、、、、。

2010年7月31日土曜日

Dr.G

こんばんは。唐津市民病院きたはたのすみだです。
当直中に初投稿してみます(*^_^*)

ブログでもドラマ「GM」が話題になってますが、
「Dr.G」ってテレビ番組 ご存じですか?
今年の春頃にNHK-BSハイヴィジョン で放送されてて、今は再放送が
NHK-BS2で木曜の20時〜20時半で放送中です。
どんな番組かというと、患者さんの症例を再現ドラマで流して
4人の研修医の先生が診断をつけていく、という医療エンターテイメント番組です。
当直医ご法度で有名な福井の林先生とか、名古屋の鈴木富雄先生などなど、
総合診療のエキスパートの先生と研修医の先生がカンファレンスを通じて、最終診断を導いて
いく過程がとても面白いです。ゲストの芸能人の方が意外と鋭い見方をしてて、驚くこともあります。
一般の視聴者の方にも総合診療について理解してもらえる、いい番組だなあと
個人的には思ってます。皆さんもよかったら見てみてください。

2010年7月30日金曜日

日米間のワクチン政策対話

昨日は、東京で開催された米国大使館主催の「日米間のワクチン政策対話」セミナーに参加しました。
詳細は、こちらのブログを読んでつかーさい。
Think Global,Act Localでいきましょう!!
(さかにし)

2010年7月27日火曜日

USMLE

初投稿です。
アメリカの医師国家試験であるUSMLE( United States Medical Licensing Examination )のstep 2CK(Clinical Knowledge)を受けて来ました〜!
USMLEはstep 1、step 2CK、step 2CS(Clinical Skills)、step 3があるのですが、アメリカで臨床をやりたいということであれば、step 1、step 2CK、step 2CSをまずパスする必要があると思います。その中でもstep 1、step 2CKは日本での受験が可能です。
おおざっぱに分けてstep 1が基礎、step 2CKが臨床のため、まず今回step 2CKを受験しました。東京と大阪で受験できるため大阪で受験してきました〜。
本当は6月に受験する予定で実際大阪に行ったのですが、受験の氏名を「satoshi matsunaga」を「matsunaga satoshi」と氏名を逆に登録していたため大阪に行ったはいいが受けれませんでした〜。 「こんなことってあるの!?」とその日は茫然と帰ってきたのですが、登録をし直しなんとか受験することができました〜。

2010年7月26日月曜日

総合内科医育成プログラム説明会

総合診療部ブログをお借りして、佐賀大学医学部 地域医療支援学講座の宣伝をさせてもらいます!
明日(7/27)17:30〜 佐賀大学病院 卒後臨床研修センターで行われる「後期研修説明会」で
地域医療支援学講座・総合内科部門プレゼンツの「総合内科医 育成プログラム」の説明を行います。
本プログラムは・・・
・ 幅広く診療できる内科医になりたい
・ 内科方面を目指しているが専門はまだ決めていない
・ 内科の土台・診断学をしっかり身につけたい
・ 将来、開業も含めて地域医療、家庭医療に興味がある

総合診療について考える(4)

総合診療を行う上で,知っておいた方が良い疾患・知っておいたら得する疾患を,このブログで記載したいと思います.
今回は,「偽性褐色細胞腫」.
発作性に頭痛,めまい,動悸,発汗などを伴う高血圧の病歴があるが,検査をしても,軽度のカテコールアミン上昇のみで,画像診断上,褐色細胞腫を疑わせる所見はないことは,良くありますよね.我々は,褐色細胞腫を疑うことは多いですが,そのほとんどは「はずれ」で,何年かに一度しか遭遇しません.発作のない時の血圧は,正常か軽度高値のようです.β受容体の機能亢進との関連が示唆されています.β遮断薬またはαβ遮断薬の内服が有用で,ベンゾジアセピン等の併用もまた良いようです.(暁の超特急)

2010年7月25日日曜日

今週の上京は

午前中の外来診療を8時すぎから始め、慌てて11時に病院を飛び出し、福岡空港1230 の飛行機に飛び乗り、今週は肝臓病研究会シンポジウムに参加してきました。患者さん方は研究会に参加することを応援してくださいます。ある方は、一生懸命勉強して応用してよ〜と言って送り出してくださいました。会は、前、T大のOM教授が世話人をされている研究会で演者の先生はウイルス性肝炎で日本ではオピニオンリーダーの有名な教授の先生方で、まとめて特別講演を聞くことが出来るような貴重な会です。

2010年7月23日金曜日

研修会に参りました

佐賀県医師会主催の肝がん部会の研修会に参りました。佐賀県は肝がん死亡全国一位の汚名を挽回すべく医師会と県を中心に連携を密にして肝がん撲滅の基盤となるウィルス性肝炎の適正診断、適正治療を進めなければなりません。そのためには、かかりつけのプライマリケア医と適切な専門医療機関との連携を地域完結型をめざして進めるシステム作りが必須であるとの総括がありました。そのシステム作りには佐賀県の総合診療医の沢山の務めの一つとも思います。並行して進められているB型肝炎の研修会は火曜日に鳥栖、三養基地区へお邪魔してきました。ゆう。

WEBカンファレンス

今日はWEBカンファレンスでした。月に一度、富山大学総合診療部とその関連病院、琉球大学などとテレビ電話会議システムを利用し、WEBカンファレンスを開催しています。
毎回興味深い症例を各施設から持ち寄って活発な症例検討を行っています。
本日は下痢、腹痛、発熱で来院した若年女性の淋菌による骨盤内膿瘍の一例を松永先生が発表されました。
また富山大学からは独語を主訴に受診した側頭葉てんかんの一例が発表されました。
非常に興味深い内容で、とても勉強になりました。
関連施設の先生方で参加されたい先生は医局まで日程をお問い合わせください!

今日は健康講話にお邪魔しました

地域医療の貢献の一つとして、地域のご高齢の皆さんへ、病気のお話を
させていただくために、市内の施設におうかがいしました。 意外と知られていない逆流性食道炎です。

2010年7月21日水曜日

日本プライマリケア連合学会

投稿が遅くなりましたが、先日6/26〜27にプライマリケア連合学会に出席してきましたので、ちょっと報告させていただきます。

2010年7月19日月曜日

お疲れ様でした.あと日曜劇場「 GM 」について

医局説明会に認定医試験など,みなさんお疲れ様でした.
皆さん,楽しく飲んで語っていたようで,よかったです.
準備に片付けなど,こちらもお疲れ様でした.
日曜劇場「GM」は見ましたか?(私は20分遅れで見ました)
主人公がダンサーを目指し,また潔癖症で患者に触れないという非現実的な
設定ではありますが,内科の日常を楽しいミステリアスなドラマにするために,
ああいう設定が必要なのでしょう.
最初から難しい症例でしたが,最初に十分な問診と診察ができていれば,
無駄な検査は必要なかったと思います.
謎解き(ドラマ性)にこだわるあまり,順番が逆になっていたのは残念でした.
「鼻骨骨折後,1週間鼻水が続いた」との情報で,髄液漏と分かりましたが,
(生坂先生の本で同様の症例問題があったように覚えています)
それを覚えていた娘さんのファインプレーでしたね.
総診がどのように世間から周知されるか,心配な面もありますが,いい意味で
周知されることを今後に期待します.
(吉岡)

認定医試験を振り返って

帰ってまいりまして、当直です。

認定医試験を振り返りまして、反省を含め、早速Upしようと思います。
まず、最初に渡米前にレポートをチェックして頂いた教授を始め、色々なアドバイスを下さった皆さん、ありがとうございました!
なんとか受験に至りました!!

思えばもう半年前位からせっせとレポートを作りました。レポートで一番反省したのは言葉遣いもですが、何ともまとまっていないレポートに愕然としました…。

2010年7月18日日曜日

総合診療について考える(3)

GM〜踊るドクター,いよいよ始まりました.監修は千葉大学の生坂先生.全国の総合診療部にとって吉と出ると良いのですが・・・.うちの娘たちは,ひがし(東山紀之)のムーンウォークに仰天していました.今日の話題は神経内科の非難を浴びなければ良いが,と思いながら見ていました.私は診断はわかりませんでした・・・(暁の超特急)

七山診療所通信 vol.2

七山診療所の阿部です。
つい先日まで激しい雨が降っていたのに、今は梅雨明けして急に猛暑ですね。
恐らく熱中症の患者さんが来るだろうなと思っていたのですが、夜になって診察依頼の電話がありました。ちょうど家族で唐津市内でやっている花火大会に行くところでしたが、それはキャンセルして患者さんの依頼を受けました。大学病院や市中病院にいる時も患者さんの容態が変わって予定がキャンセルになることはありますが、田舎の診療所でもすぐ近くに休日も診てくれる救急病院はありませんから依頼があれば診察しますので予定通りいかないことは多々あります。自分が子供の時も親と休日に遊びに出かけた記憶はあまりありません。

2010年7月17日土曜日

☆医局説明会、無事終了〜☆

皆様、昨日は、お疲れ様でした〜(*^_^*)
関連病院の先生方、遠方からお疲れ様でした♪

学生さんや研修医の先生方に参加頂き嬉しかったですね♪♪

私は今回、初の焼肉の事で頭がいっぱいでした(>_<)
皆様、お肉は満足頂けたでしょうか・・・??(^_^;)
美味しかったですよね♪

只今広島です!

昨日は総合診療部の飲み会に参加頂きありがとうございました。
スタッフの皆さんはお疲れさまでした!特に秘書さんはお疲れさまでした!!
楽しく飲みましたねー♪
今日は認定試験のため神戸に向かっています!昨日の影響で車内で勉強することが出来ません…。
にこまるぱぱ

おつかれさまでした。

昨日無事に医局説明会が終わりました。
聞きに来てくれた研修医や学生さん、駆けつけてくれた関連病院の先生方に感謝です。
ありがとうございました。
皆様がプレミアムモルツで盛り上がってるなか、
�妊婦さんの下腹部痛
�Down症候群の子の発熱
と闘ってまいりました。�はさすがに意思疎通が難しくて、投薬も自信がなかったので、
小児科の先生も一緒に診ていただきました。

2010年7月16日金曜日

高血圧の話

昨日の糖尿病の話に続きまして…高血圧のまとめを!

■ポイント1:蛋白尿が出てからでは介入は遅い。アルブミン尿の時点で介入を!!
早めに介入をしなきゃいけません。健診も蛋白が出てないから、、、と油断は出来ませんね。
ハイリスクな人はアルブミン尿を測って介入を勧めましょう。
■ポイント2:食塩感受性を意識しよう
NaClの再吸収を高める素因として肥満や、糖尿病、年齢などなどがあります。
高血圧だけ治療するのではなく、やはり総合的に加療することが大事ですね。
■ポイント3:合剤のHCTZは6.25mgが良いのでは?
12.5mg配合の薬もありますよね。様々統計が出ているでしょうが、先日の講演会では尿酸が上がる合併症が出てくるのが、6.25mgだと0.3%、12.5mgだと0.7%でした。
この値が高いか、低いか、差が大きいのか小さいのかの差はあるでしょうが、一つのポイントになるかと思います。
■ポイント4:臓器障害があるならばARB+CCBがお勧め
臓器障害がある場合は強力に血圧を抑制するためにも、ARB+CCBがお勧めとのこと。臓器障害がなければARB+利尿薬を使っているとのことでした。
■ポイント5:アドヒアランスを考える
コンプライアンスからアドヒアランスに言葉が変わってきたのはご存知のとおり。
「高いお薬でアドヒアランスを高める」 が、合剤の歌い文句ですが、自分なら…「ちゃんと飲むから安い奴で!!」 かも?!

以上が、高血圧の講演のまとめでした。
糖尿病も合わせて考えると、どちらも一つの病気だけを追っていても上手くいかず、やはり総合的に治療することが大切と言うことでしょう。
一般内科医として、上手く治療できるよう皆さん知識をUp Dateしながら、患者さんと共に頑張りましょう!!


にこまるぱぱ(゜∀゜)

P.S 今日は医局説明会の後、歓迎会です。この時期に美味しいビールサーバーもあります☆ みんなで暑い夜を楽しみましょう!!

2010年7月15日木曜日

七山診療所通信 vol.1

佐大総合診療部臨床協力医の阿部です。
総合診療部の多胡先生よりblogの掲載依頼がありましたので不定期ではありますが、山間の診療所からのメッセージを発信したいと思います。
診療所があります唐津市七山(旧七山村)は、佐賀市と糸島市(福岡県)に接した平均標高500mの山間部にあり、人口約2500人程で主な産業は農業と林業といった典型的な山間部の僻地です。
いちばん近い総合病院は唐津市内にある済生会唐津病院と唐津日赤病院で、救急車で患者さんを搬送した場合は20〜30分かかります。まぁ、僻地としては2〜3次病院までの距離は近いほうかなと思いますが、七山の奥の地区だと更に10〜15分かかります。そのような所であれば救急車が来るまでの時間を合わせると、緊急事態が発生してから市内の救急病院まで60分くらいかかることになります。
また、高齢化がかなり進んでおり、高齢者夫婦や高齢単身者の家庭が多く見られます。そのような方の場合は、やはり交通手段が限られており簡単に診療所まで来られないことがありますので、往診をしたり更に山奥の地区では集会所で定期的に巡回診療を行っています。
そのようなことを考えると、この地域での医療というものに必要性は十分あると思いますし・・・、この地域医療への熱い思いを語りだすと長くなるので割愛します。
私はまだ30歳の若輩者であり、医師としてはまだまだ駆け出しですが、この地域の医療を支えてきた父に替わり僻地医療に邁進すべく今年の4月から日々奮闘しています。
今回は簡単な紹介で終わりますが、今後も七山診療所通信をよろしくお願いします。
写真は、七山を一望したものと、今回の大雨で凄い水量になった観音の滝(七山の名所)です。

明日は医局説明会ですよ〜♪♪

お疲れ様です☆

明日は医局説明会です!
沢山の参加お待ちしています(*^_^*)

説明会の後、美味しいお酒やご飯が待っています♪

先ほど、お酒や色々なお買い物に行ってきました。
生ビールのサーバーも用意しましたよ☆

若手の先生方、明日午後、荷物運びのお手伝いよろしくお願いしま〜す(^^♪

☆ありき☆

今日の出来事(伊万里・有田地区医師会にお邪魔しました)

きょうは,肝炎診療連携の拠点病院としての地域医師会の先生方の診療連携の考えをお聞きするために,医師会講演会にお邪魔しました。日常診療でのB型肝炎のポイントに関する講演内容でしたが,40数名の先生方にご参加頂き,ほぼ全ての先生からアンケートの回答を頂くことが出来ました。これから佐賀県下すべての地区医師会にお邪魔して同じアンケートを行い,意義のある今後のあり方を導くための解析を行いたいと思います。なにせ全県下医師会を講演に併せて巡回し,アンケートをいただくという初めての試みにかなり心配しましたが,第一回目が医師会の先生方に快くご協力頂き,うまく行えたことでホッとしました。
本来の「総合診療」とはhospitalistとのことですが,かかりつけ医(家庭医,ホームドクター)との密な連携があってこその大学病院診療とも思いますので,連携のよりよい形を模索する試みもGMとして意義があるのではと思い,じっとしていられない性分からご紹介しました。援軍のお時間あればお誘いします。(有)

2010年7月14日水曜日

初投稿

昨日は大学の初期・後期研修の説明会があり、研修医のみなさんに
総合診療部の紹介をしてきました。
5分間で全部紹介するのは難しいもので、もっと後期研修に的を絞って、
具体的な話にすべきだったかと反省しています.
(総論で終わってしまったような…)
というわけで、初期および後期研修についてもっと詳しく知りたい
研修医の方は、716日の医局説明会に 是非 顔を出してください。
簡単な説明の後、焼肉とお寿司が食べれますよ! 
集合場所は18時に総合の医局です(遅れる方は直接 至誠館へ)。
関連病院の先生方も出席されるので、現在後期研修に励んでいる
若手の先生を始め、いろんな先生の話が聞けると思います。
総合診療部のブログを宣伝し損ねたので、どれだけ研修医の先生が
見てくれているか不明ですが、今のうちにたくさんの先生方と仲良く
なることを薦めます。
厳しく鍛えてくれると同時に、たくさんかわいがってくれるのも、
若い研修医のうちだけです。
当日は総合診療部のアットホームな雰囲気を、是非 楽しんでください。
吉岡

昨日の講演会は…

当直の江口仁です。

家族説明があったり、クリニックからの問い合わせが来たりとまずまず忙しい当直ですが、手が空いたので昨日の講演会を自分の復習がてらまとめたいと思います。
昨日の講演会@ニューオータニ のお題は糖尿病と高血圧症で、開業医の先生を初め多くのDrが出席されており、人はなかなか入っていました。
一つめは糖尿病の話題で、印象に残ったフレーズとしては、、、
■糖尿病は増加中で境界線もいれると2000万人となる(現在)
1億2000万人の日本人口の1/6を占めるとなるとかなり多く、更にこの数は多くなっていくとのことでした。
しっかり勉強せねば。
■現時点で医師は血糖値には勝っているが、糖尿病には負けている
血糖値を下げることには成功しつつあるが、大血管病変を予防することはまだまだ…とのことでした。実際Lancetを始め様々な統計がスライドで提示されましたが、こうすれば大血管イベントが防げるといったデータはなかなかないようでした。(UKPDS33参照)
■Take Home Messageとしては
1.病態にあった薬を選ぶ
2.HbA1cのみに囚われた治療はNG
3.β細胞不全にならない治療を初期から意識する
でした。
以前、安西先生にして頂いた講義の復讐、確認となり勉強になりました。

高血圧症の話題はまた次回書き込みします。
お楽しみに☆

江口 仁

P.S 机の前に貼ってあった認定医試験の受験票がヒラヒラと落ちていきました…。不吉な…。

2010年7月13日火曜日

君は50年に一度の花を見たくはないか?

今日はおもいっきりローカルネタです。
佐賀市のとなりの小城市の小城公園には「50年に1度、花を咲かせるといわれている竜舌蘭(リュウゼツラン)」があります!

で、今年はその竜舌蘭が咲きそうなのです!
写真は小さくてわかりにくいですが、にょきにょき伸びた茎についた蕾がだんだんふくらんできています。

詳しくは、地域医療支援学講座のブログ『地域のあんしんを守りたい。」を見よう(笑)
ちなみにWiki先生によると竜舌蘭の一種からテキーラが作られるらしい。
まさにテキーラサンライズ。

50年に1回のチャンス!
これは見逃せない!
さあ、みんなで週末は小城公園へGO!
(さかにし)

奇跡!

お昼のお弁当が来ないと思ったら、持ってくるときにひっくり返したらしいです(^^;  で、変わりにすずかけのランチを持ってきてくれましたw すごい豪華!
で、値段は380円のまま、、、(-_-;)  ちょっと悪い気がするけどありがたくいただきます! 
今日お休みの秘書さん、残念でしたねwww
多胡

ハワイアンの夕べ♪

7月9日(金)は、ハワイ大学からきた学生さんの実習最終日でした。

夕方には毎年恒例の「ハワイアンの夕べ」(主催/SMILE)が、病院玄関ロビーで開催され、大勢の病棟患者さんが見守る中、ハワイの歌やフラダンスを披露してくれました。

ハワイの学生さんたちは、この日のために忙しい実習の合間をぬって練習したそうです。お疲れさまでした。

また、彼らの実習を快く受け入れてくださった、関連病院の先生方とスタッフの皆さま、総合診療部をはじめ各診療科の先生方、ありがとうございました。
それから大学職員の皆さんと学生さんにもお世話になりました、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!
(医療教育部門  木本)

2010年7月12日月曜日

また消えました・・・そんなわけで・・・

医局説明会ですよ〜。今週金曜日ですよ〜。
と、また宣伝してみます。
いい加減しつこいかもしれません。これが最後です。のはずですw
7月16日金曜日18時より
総合診療部医局(病院内2階)
です!!
皆様のご参加を心からお待ちしております♪
学生さんの参加も歓迎です。お気軽にお越しください。
投稿 西井

2010年7月11日日曜日

いまから品川へ移動します

おはようございます。昨夜は8大学、施設の皆さんと今後の勉強会の方向性を世話人会とその後の食事会で夜中まで熱く議論しました。結局、入り口はそれぞれの分野であっても生活習慣病を広い視点でとらえることが必須といった内容であり、あえてその様な別の視点を持つ研究会にしようとのことに。
やや眠いですが、これから品川へ移動し、DMの連携に関する勉強会へ向かいます。
大阪は今朝は雨模様ナリ。(有)
iPhoneから送信

2010年7月10日土曜日

今週末も飛び石のごとく、、

今日は朝の8時から9時半まで実家で外来をしてから、S空港から大阪。写真は大阪行きのボンバルディアDash-400からです。乗客が少なくもうすぐ廃止される予定です。再び関西が遠くなります。ハードランディングののち、いま奈良行きの空港バスに乗ったとこです。奈良では多施設で行っている研究の統計解析の打ち合わせ。スロバキアからデータマイニングの開発の先生が来日されているので、お会いすることができます。夕方は大阪に戻り、自分で立上げる機会を持つことができた研究会の世話人会。同じ志を持つ若手研究者にお集まりいただき、会則などの打合せ。
翌日は朝の7時の新幹線で品川へ向かい、DMの診療連携の会議に参加さけて頂きますが、貴重な機会です。行政からも参加されるので、次世代のクラウドのプランなど楽しみです。連続日曜日ナシ更新中です!総合診療の重要性はドラマ化されるほど、注目されています。その重要性を専門診療の先生方にご理解頂くためには、専門診療や生命科学研究の価値基準であるEBMをマネするだけではダメで、自分たちが創ることや創ることから価値判断能力を養うことも大切なことではないでしょうか。
いま、淀川です。

投稿者 有一郎

脊振診療所にて外勤です!

今日は脊振診療所に午前中外来に来ています。
久しぶりにきましたが、ちょっと遠いのと、道が山道なんだけど新しい道ができていたり少しずつ変わりつつあるようです。

徳富先生のおかげで、患者さんが増えたようで土曜日も以前に比べるとパラパラではありますが患者さんが来られています。
設備、検査のないところで、外傷、整形、小児を含めて幅広く対応するというのは本当に難しいことだと思います。

ずっと大学にいると、子供はおろか、大人のcommon diseaseを経験する機会が少なくなりがちです。外勤先ではそのような部分を補って勉強できるのでとてもためになっています。

お昼までもう一息です。がんばりましょう!

投稿 多胡

2010年7月9日金曜日

総合診療について考える(2)

総合診療医は,特定の分野に限定せず全体を俯瞰でき,かつ,対人関係・コミュニケーション能力に長けていると,私は思っている.その能力を発揮できるひとつに,院内の横断的チーム医療に参画することがあげられる.組織の「識」は,縦糸と横糸とを組み合わせて布を作ることを意味しているが,臓器別・系統別の,主に縦割りのspecialistと,全体を横断的に見ることの多いgeneralistは,まさに,病院と言う組織の中で,縦糸と横糸の関係となる.患者中心の医療を実践し,安全で質の高い医療を提供するためには,組織としての医療機関内で,互いの役割が分化・統合されている必要がある.ややもすると,縦にほどけそうな布を,しっかりと横糸で支えていくのが,総合診療医の役目と考えられる.(暁の超
特急より)

ハワイの学生との夕ごはん@鹿島

昨日は佐賀大学にきているハワイ大学の学生が、一日織田病院を見学にきていました。
織田病院の紹介を聞いたあとに、外来や検査室、手術室など院内の見学をされたようです。午後は洋子先生と共に浴衣に着替えて、文化に触れる体験などもしたと聞きましたよ。学生さんたちは非常に楽しんでおられました。
英語が全くだめな私ですが、夕ごはんに参加させていただきました〜☆ 歌をうたってもらったり、一緒に写真をとったり、すごく楽しい時間でした。ひとりは最後のvacationだからいろいろ楽しみたい、来年は1週間くらいだろうから・・・って言ってました。どこも一緒なんですかね〜 
とにかく、あまりにもしゃべれなくて、勉強せねばとあせりました。
織田病院 内藤

お昼ですね(^^)d

今日のお弁当です!(^o^)v 味噌汁付で380円(*^-^*)  
やすいですよね?  味はまあまあかな(^^;
すずかけから好評発売中!
投稿 ありき

2010年7月8日木曜日

今日は外勤です。

患者さんがとぎれました。いったん途切れるとぷっつりと来ません。
早いもので3年目になって総合診療部に入局して3カ月たちました。
落っこちそうになるのを先生方に引っ張りあげてもらいながら、のびのび育ってます。
育ってますかねw?
研修医の私は平和大使だったはずが、
総合診療部になった私はどうも急患さんにとっても好かれているようです…。
はて、今日ひらまつ病院の外来で思ったこと。
カルテに「#1.急性上気道炎」と書く回数が減りました、めっきり。
扁桃炎や変な肺炎はちょくちょくいますが、
いわゆる「感冒、かぜ症候群」の人が減った気がします。
3年目になって通年で外来を診るというのがもちろん初めてなので、
患者さんを通して季節を感じるという感覚が新鮮です。
外来が終わったあと、処方がこれでよかったのか、今度の外来まで様子を見ていいのか、
毎度毎度悩みます。
患者さんが元気に受診してくれるとホッと胸をなでおろし、
悪くなっていると、前回の外来をとんでもなく後悔します。
ですが、結論なんとか楽しく勉強させてもらっています。性分です(^^;)w
そうこうしながら、頑張って育つ予定ですのでこれからも宜しくお願いしますm(__)m
(投稿 西井)

入院カンファレンス!

おはようございます! 毎週木曜日は朝7:30から入院症例のカンファレンスをおこなっています。 主治医が経過を報告し、教授やスタッフの先生方から指導を受けています。 大学では研修医、後期研修医に対する指導、バックアップ体制が充実していると思います!
投稿 多胡

2010年7月7日水曜日

教育

総合診療部で昼から外来カンファレンスを行い、研修医と学生さんがその日に受け持った新患の方について発表を行い、症例検討をしています。
紹介状を持たずに来られた患者様に、問診を取らせていただくことがありますが、教育はこれからの医療の発展には必須の事項でもありますのでご理解・ご協力をお願いします!
写真は本日のカンファレンスの風景ですw


投稿 多胡