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2010年7月19日月曜日

認定医試験を振り返って

帰ってまいりまして、当直です。

認定医試験を振り返りまして、反省を含め、早速Upしようと思います。
まず、最初に渡米前にレポートをチェックして頂いた教授を始め、色々なアドバイスを下さった皆さん、ありがとうございました!
なんとか受験に至りました!!

思えばもう半年前位からせっせとレポートを作りました。レポートで一番反省したのは言葉遣いもですが、何ともまとまっていないレポートに愕然としました…。

1年目のレポートは全然認定医試験を想定したものではなくて、誤字脱字も多く、読ませる文章ではなく、ただ単に作ったもので、書き直しが辛かったです。
また、薬剤を一般名に書き換えるのも一苦労の一つでした。
是非、若い先生には、
1 一般名で書いておく
2 読ませる文章を心がける
3 しっかりサマライズする
を、意識してサマリーを書くことをお勧めします。また、中堅となった自分もしっかりチェックしようと思います!!
付け加えると、作ったら早めに教授にチェックしてもらうことも大切だと思います。(お忙しいので…)
チェックは今回一緒に受験したトゥース先生とかえっこして一度チェックしたのを教授にチェックして頂きました。
最近は考察に加えて、社会的背景も加えなければなりませんので、早めに作ったほうが明らかに労力はかかりません。

認定医試験の勉強は、過去問、認定医試験演習問題、イヤーノートでしました。
やはり、臨床の考え方と問題の解き方はやはり違うので、頭は試験用に慣らしておいた方が良いと思います。
演習問題はかなり難しく、付箋だらけになりましたが、実際の試験のほうがやや簡単かな?と思いました。(こんなこと書いて落ちていたら…)
一つ感動したのは、当たり前かもしれませんんが、カンファレンスで耳に入って来たことや、経験した症例が問題に役に立ったことです。
あの人はこんなだった、あの人はこういう症状があった…と、顔を思い出しながら問題を解いていました。
カンファレンスの話も色々出てきましたよ〜!(側頭動脈炎→視力障害も!!)
一つ一つの症例を大事にしなきゃいけない、と再確認しました。これからのカンファレンスでもイヤーノートやハリソンを開いて、楽しみながら勉強しましょう。
症例を見ながらの方が頭の入りが格段に良いですから!!

認定医試験の前日のホテルは三宮ではなく、ポートピアホテルに泊まりました。早めに一休で予約しました。
12000円/素泊まりは自分にとっては高いですが、三宮から朝ポートライナーで出勤するよりは余裕を持って会場に入れました。
徒歩5分ですから、8時40分集合でも8時位に部屋を出れば、らくらくです。
お値段重視の人は三宮に部屋をとって、朝ポートライナーで来ても良いかもしれません。(多分混んでますが…)
ちなみに電車は予約せず、当日窓口で購入しました。2人で行く時に仲良く横で取りたいなら早めに予約したほうが良いかもしれません。
往復割引がきいて27000円程度でしたね。特急の指定席も付けてくれてお得でした。
行きの新幹線では停電があって40分位倉敷で止まって予定より少し遅れて現地に入りました。

認定医試験自体は、110分×3コマで間に実質20分と50分の休憩がありました。
最初は110分の3本、、、ラグビーで3試合分か…と、ゲソーっとしてまいましたが、よく考えれば110分なので午前中の外来+午後の救急外来と思えば、そこまで大変じゃないですよ。
実際S病院の日直やO病院の外来と午後の救急当番の方がきつかったですね。
昼休みの50分間は勉強する人も居ましたが、集中力を消耗しそうで、周りを散歩して過ごしました。
隣では浜崎あゆみさんのライブがあっていて、試験を受けている自分と楽しそうな皆さんのギャップに愕然とし、ライブに行ってしまいました。
冗談はさておき、110分の最初の2つは選択肢は1つしかなく、サクサク進みました(と、言っても10〜20分余る程度)。
最後の110分は20番(?)から270番まで2つ選びなさいの選択肢となり、250問…と思うと心が萎えそうになりましたが、進めや進めと進んでいくと、何時の間にやら終わっていました。
その時、午前中の外来の山積みにされたカルテが無くなった気分を思い出しました(笑
実際分からない問題も(結構?)あったのですが、考えても分からない問題はファーストインプレッションで決めて、サクサク進みました。
最後の10分は早めに試験会場から離脱しました。と、言うのも、最後まで残ると凄くポートライナーが混むと聞いていたからです。
実際早めに抜けても、ギュウギュウではありませんでしたが、まずまずの混み具合でした。

服装は皆さん好きな服装で、Tシャツ+シャツ+チノパンが多かったです。時には短パン+派手なポロシャツの人も居ましたね。
短パンにビーサンでも、ジャージにメガネでも、フリフリパンツにレギンスでも、好きな格好でまーったく問題ありませんが、
会場が少し寒いので、ある程度装備していった方が良いと思います。(特に寒がりのアナタ)
ちなみに私は、外来のスタイルが一番慣れていて、気合も入りそう!と、言うことでポロシャツ+チノパンで参りました。
勿論白衣も、、、着ていません。

前日の夕ごはんから当日の昼ごはんは自己調達です。ホテルで朝食ありにすれば良いのかもしれませんが、無かったので全て調達しました。
調達と、言ってもコンビニに買いに行くだけですが。
市民病院前〜市民広場の間にローソンがありましたので、朝はサンドイッチと昼はこれまた慣れ親しんだカロリーメイトを購入しました。
沢山食べ過ぎてねむなっても困るので、カロリーメイト+チョコで丁度良かったです。
ちなみに前日の晩ご飯は友達と久々に語りながら、ビール×○杯、日本酒×○杯呑んでしまいましたが、これも毎日の体調管理の一つなのでお許しください(笑


長くなりましたが、次の認定医試験の皆さんの参考になることを祈ってます。

にこまるぱぱ(^^)/


余談その1:女医さんは2〜3割位でした。ちなみに当院膠原病と神経内科の女医さんも受験されていました。
余談その2:比較的年齢層は高めで28〜30歳が多そうでした。やはり皆早いうちに取るのでしょう。イヤーノートの色で年齢層が分かりますね(笑
余談その3:神戸市民病院はポートアイランドの中にありましたが、高速かポートライナーしかアクセスがない(?)場所なのにこれで市民病院は良いのでしょうか???

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